インドネシア人の好きな和食ってちょっと変だよ
インドネシアの和食は、日本人が経営する本格的な日本料理か、インドネシア人が試行錯誤して和食に似せた和食もどきに分けられます。ダントツ人気はもちろんお寿司で、日本料理やからもどき屋までほとんどの和食屋で用意されています。
バリ島にもたくさんの和食屋があり、毎日大盛況で人気のあるお店から、人足が乏しいところまでさまざまですが、サンセット通りにあるSUSHI TEIは、毎日たくさんのインドネシア人で賑わっている稀に見る和食屋なのです。
高級店「SUSHI TEI」はSNSにアップするほど自慢できる
SUSHI TEIは首都ジャカルタ発祥の人気チェーン店で、インドネシアにあるレストランでは高級の部類に属します。店内はとてもスタイリッシュで広々としており、とても和食屋だとは思えない雰囲気です。
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そのためSUSHI TEIに来ることはインドネシア人にとってステータスの一種であり、SUSHI TEIに来るとみんなfacebookやTwitterにアップするほど自慢したいものなんです。
私が初めてSUSHI TEIに来たのもそんなインドネシア人に誘われてからですが、しかし今まで誰一人として日本人の客を見たことがありません。その理由はメニューを開いたらすぐに分かりました。
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マーボー豆腐うどんって何?日本人客が来ない理由
お寿司がおいしいとして人気のSUSHI TEIですが、そこに並んでいるメニューはまず日本で見ないものばかり。おいしいから頼んでみてと勧められても、注文を躊躇してしまいます。
さらにこのインドネシア人の友達に「これが私の一番のお気に入り!」として見せられたのは…。
マーボ豆腐うどん…このメニューも不思議ですが、乗っているものもマーボー豆腐に見えません。お隣に載っているメニューも日本ではまず見ないものです。
ラーメンにチキンがトッピングされているのも驚きですが、麺はまずラーメンに見えませんし、あまりにも短く切れている気がします。すべてのメニューがこんな感じなので、私が頼むのはベーシックなざるそばです。
一見普通のざるそばに見えますが、麺をすくうと切れてしまいますし、つゆは水でどれくらい薄めたのか聞きたくなるほど味気ないものです。
海外に出店する和食は現地の人に親しんでもらうために味が調整してあることは承知していますが、日本人が誰も来ないのにこれが人気の和食屋っていうのもどこか納得できないものですよね。
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