その悪名で世界的に有名なバリ島のジゴロとは
バリ島には痴漢や悪質な物売り、スリ、いかさま詐欺などたくさんのトラブルの原因があり、気が緩んでいるとたちまち災難が降りかかってきます。
こんなことを言うとバリ島がとんでもなく危ないところと思われそうですが、気を引き締めて常識的な行動を行っていれば、安全に極上のリゾートを満喫することができますので「日本とは違う」ということをしっかりと認識しておく必要があります。
その中でも最も怖いのが恋愛詐欺である「ジゴロ」。バリ島だけにとどまらずビーチリゾートにはジゴロがたくさんいますから、引っかからないように十分注意するようにしましょう。
恋愛はりっぱな仕事?5股10股は当たり前
ジゴロとは簡単に言うならヒモ、女性からお金を得ることを生活の糧としている男性のことを指し、バリ島のジゴロはその悪名で世界でも有名な存在です。
会ったばかりの女性に対し「好きだよ」「愛してる」「運命の出会いだ」などと口説き、俳優もびっくりの演技力で相手に惚れさせるのです。
冷静に考えればそんなことで落ちる人はいないと思いますが、ストレートな口説きに慣れていない日本人は大きな目で真っ直ぐに見つめられ、夕暮れのビーチなどのロマンチックなシチュエーションで口説かれると多くの人がコロッといってしまうのです。
そしてジゴロは誰にでも同じ手口を使いますので本気になっているのは女性のみ、ジゴロにとって恋愛は仕事であり、5股や10股は当たり前なのです。
せっせと通って彼らにお金を落とす人たち
ジゴロの目的は「セックス」と「お金」のみでそこに愛が生まれることは絶対にありませんし、稼いだお金は一部をジゴロのリーダーに献上したり、家族や本命の彼女のために使います。
しかし騙されているほうはそんなことに気がつくはずもなくせっせとバリ島に通って彼らにお金を落とし、「結婚」を夢見て常識では信じられないような貢ぎ方をしてしまうのです。
よくよく考えれば旅行の期間しか一緒にいませんし、言葉の問題もあって意思疎通も完璧でない相手の「結婚しよう」という言葉を真に受けるほうがおかしいので、その出会いが運命の出会いであるかどうかしっかり考えるようにしたいですね。