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バリ島の困った交通事情~あちこちいきなり通行止めは日常茶飯事

2014.01.21

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バリ島には電車や地下鉄、バスなどの公共交通機関が一切ありませんので、観光客はレンタルバイクやレンタカーまたはタクシーでの移動になります。

乗合バスやシャトルバスもありますが、本数も少なく停留所なども決まっているので、自由で気軽に利用できるのははやりタクシーが一番でしょう。しかし観光をする際に忘れてはいけないのがバリ島の特質な交通事情です。

あっちもこっちも大渋滞!20分で行けるはずが1時間半も!

バリ島は観光産業が非常に盛んな土地ですので、街の至る所でタクシーを見つけることができますし、空港や観光地などではタクシーだけで何十台も停まっているのですぐに拾うことができます。

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しかし色々な場所を観光したい場合や遠出をする際には、毎回タクシーを拾うよりも一日チャーターしたほうがお得になっています。

公共交通機関がないということはみんながみんな道路を利用しているということであり、年々増え続けるバリ島の人口と比例してどこに行っても渋滞するようになってきています。

おまけにバリ島は一方通行の道路が多いためどんなに近い距離でも遠回りをしないといけなかったり、車でもバイクでもとにかく移動に時間がかかります。

ローカルエリアの中心部Denpasar地区、観光客のメッカであるKuta地区とLegian地区は一方通行の道も交通量も多いので、朝と夕方のラッシュ時には渋滞で車もバイクも全く動かず、たった20分の距離が1時間半以上かかることも珍しくありません。

宗教のセレモニーは時間も場所もおかまいなし!

そしてバリ島には地域ごとにバンジャールと呼ばれるコミュニティと集会所(お祈りなどをする聖なる場所でもある)があり、暦のお祭り時にはその集会所に面する道路を封鎖し、道路の真ん中でセレモニーが始まります。

これは交通量が多いとか少ないとかは一切関係なく、バリ・ヒンドゥー教の暦や教えによって開催されますので、例え警察でも阻止することはできないほど神聖なものとされています。

バイクで走っていてすごい渋滞にはまると、大抵どこかでセレモニーをやっていますので、これが夕方だったり一方通行の道で行われていたりすると、その渋滞から抜けようとしてみんながみんな裏道に走り、今度は裏道がパンパンになって、結局どこでも酷い渋滞になってしまうのです。

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