ベトナム人の若者の間ではiPhoneがステータスです!
ベトナム人の若者はいまや一人一台iPhoneなどのスマートフォンを持つまでにいたりました。
日本ではガラパゴス携帯と呼ばれる多機能携帯が長い年月活躍していたせいで、スマートフォンの普及率が上がってきたのは比較的最近の話です。
しかし、ベトナムではガラパゴス携帯というものがほとんど存在しませんでした。
スマートフォンが普及した理由
日本のような携帯電話一つで公共料金が支払えたり、バーコードリーダーを読み取れたり、ワンセグテレビを視聴できたりする機能はベトナムの携帯電話には一切ないのです。
ベトナムでいうガラパゴス携帯は日本の初期の携帯電話と同様に、電話とショートメールのみの機能しか備わっていません。
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故に、ベトナムでは日本のガラパゴス携帯の時代をスキップして、いち早くスマートフォンが普及したという背景があります。
大卒初任給で300ドルから500ドル。iPhoneは800ドル以上
ベトナムで人気を博しているスマートフォンは「iphone」と「GALAXY」です。次いでノキアやブラックベリー、ソニーのエクスぺリアなどが続きます。
中でもiphoneはベトナム人の若者の間では一種のファッションと化していて、iphoneを持っているだけで社会的なステータスと位置づけられています。
しかし、ベトナム人の給料は大卒初任給で300ドルから500ドル程度。
大学生のアルバイトの給料は200ドルに届きません。なぜ800ドル以上するiphoneを若者は手にすることができるのでしょうか。
通話量やパケット通信料は格安
日本ではスマートフォンを購入したら、月額の基本使用料を通話料とは別に支払わなければなりません。ですので、購入したあとも維持が大変ですね。
しかしベトナムでは基本使用料の概念はなく、simカードに通話に必要なお金をチャージするだけで維持できるプリペイド式を採用しています。
故に本体を購入してしまえば、維持するに必要なお金はごくわずかとなります。また通話量やパケット通信料も日本と比べるとかなり安い点もあります。
これが給料の少ないベトナム人でもスマートフォンを持てる理由となります。
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