東南アジアの管理者はスタッフ全員の誕生日を覚えておく!?
「部下の誕生日会に呼ばれたんだけど……どうすればいいの?」
「部下が今日誕生日みたいなんだけど、何か贈った方がいいのかな?」
東南アジアで働いていると、このような悩みが必ず出てきます。日本で働いていれば、同僚の誕生日など気にもとめませんし、むしろ相手の誕生日すら知らないかと思います。
しかし、東南アジアにおいては、それでは管理者としての資質が疑問視されることになります。
スタッフの誕生日にケーキの差し入れ
まず、個人のスケジュールには必ずスタッフの誕生日を入れておきましょう。特に社員が5人以下の少数の事務所であればなおさらです。
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そして誕生日には、時間の合間を縫ってケーキでも差し上げてください。特にプレゼントを贈る必要はなく、「上司に祝ってもらえる」、「上司が誕生日を覚えてくれている」、ということが部下との信頼に繋がるのです。
ベトナムでは、誕生日の人が食事会を主催
また、東南アジアのベトナムでは、誕生日には同僚や上司を誘って食事に誘う文化があります。
日本だと誕生日の人は祝ってもらう側なので、支払いは上司、もしくは他の同僚たちとなりますが、ベトナムでは逆となります。
誕生日の人が、自分の誕生会ないし食事会を主催し、会計も自分で支払わなければなりません。その場に上司が同席していたとしても、支払うのは誕生日の人となります。
「自分の誕生日なのに、なんで支払わなきゃ……」と最初は思いますが、国が変われば祝い方も変わるということです。
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仕事以外でスタッフと付き合うのは嫌だ、という人はせめてお祝いの言葉は投げかけてあげましょう。
メキシコでは誕生日パーティーに100人以上を招待!
誕生日の祝い方はそれぞれの国によって、まったく異なります。
例えば南米のメキシコでは、誕生日パーティーを主催して100人以上を招く豪華なものとなります。
このように、海外で働く以上、相手の誕生日に無関心であるわけにはいかないことは、覚えておいてください。
東南アジアは人との繋がりをとても重要視すると共に、集団行動を主とします。プライベートの時間をどれだけスタッフに割くかで、上司としての器が試されることでしょう。
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