ベトナムは日本とくらべて休日が少ない~多いのはタイとマレーシア
ベトナムで働くA氏は、充実した日々をおくっています。
仕事や生活に対してもこれといった不満はないのですが、唯一日本と比べてこれがきついかなという点があることを教えてくれました。それは、ベトナムの休日の少なさです。
休日が少ないので休みの日はどこに行っても混雑
ベトナムの祝日は旧暦のお正月期間と、5月のGWに相当する連休、そして9月頭の独立記念日のみなのです。
日本のように三連休が各月に用意されているわけではないので、有休を使わないと連休がとれないことが悩みと打ち明けてくれました。
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また、上記の祝日は当然ベトナム人も旅行にでかけるので、観光エリアはどこも並外れた混雑模様です。
ベトナム人は所得の低さから国内旅行が一般的なので、海水浴場、リゾート地、世界遺産などの観光スポットの人込み具合は中国に負けず劣らずです。
ベトナムでは週休2日ではなく週休1.5日
さらに、ベトナムの企業は一般的に土曜日も午前中は出社しなければなりません。
日本では週休二日制が主ですが、ベトナムでは週休1.5日となります。
休みは土曜日の午後からとなりますが、それでは宿泊を利用した旅行は体力的にしんどいですね。
これは日系企業で働く日本人でも同様です。
「日系企業なんだから、日本の休日に合わせればいいじゃないか」
と一見考えがちですが、ほぼ99%の現地日系企業は、その国の祝祭日に合わせます。
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祝祭日の日数が多いのはタイとマレーシア
ですので、東南アジアで働くことを検討されている方は、祝日の日数で選んでみるのもいいかもしれませんね。ちなみに祝祭日の日数が多いのはタイとマレーシアです。
マレーシアは州ごとに祝日が異なりますので、自分が検討している勤務地から祝日日数を調べてください。
ベトナムのお正月は毎年日付が違う?
ベトナムで最も長い連休はお正月となりますが、東南アジアにおいてはいまだ旧暦で祝っています。
日本では新暦の暦どおり、12月31日が大晦日で、1月1日が元旦となりますが、東南アジアは毎年日付が異なります。
参考記事:ベトナムの「テト」と呼ばれる旧暦のお正月
新暦の正月は祝日ではないことが多いので、日本に帰国することはできないかもしれません。海外で働こうと考えている方は、その国のカレンダーも事前に確認しておきましょう。
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