東南アジアで生活するならホームパーティーの文化に慣れよう
東南アジアで生活する中で、『ホームパーティー』は避けては通れません。
日本ではあまり浸透していない文化で、欧米圏に根強く残る習慣と思われがちですが、実はここ東南アジアでも日常的に存在する習慣なのです。
東南アジア圏の人々は、何かと理由をつけて集団で集まり、皆でワイワイするのが憩いの時間となります。
居酒屋風の食堂や屋台を覗いてみると、気の合う大人が数十人単位で宴会している光景を毎日見ることができます。
お祝いされる方がすべての費用を負担するのが決まり
現地人との輪を広げると、「今週の日曜日、私の家で食事会しましょうよ」などとお誘いが来るようになります。
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子どもが一歳を迎えた誕生日などには、親戚一同集まって、数十人単位でお祝いをします。
その後は、呼べるだけの友人を呼んで、さらに飲み会がヒートアップすることになります。
ホームパーティーの場合は、お祝いされる方が自ら友人を招待するのが決まりです。
当然準備や買い出しにかかるお金は、すべて招待する方が持つのが基本です。
日本の文化であれば、お祝いされる方が食事を奢ってもらったりご祝儀を受けたりしますが、こちらでは逆となりますので慣れないうちは注意が必要です。
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ホームパーティーは海外で働く日本人の集いの場所となります
「でも、そういう集団行動は苦手だよ」
と億劫になっている日本人の方もいます。
しかし、東南アジアで働いていると、従業員の誕生日会を主催したり、取引先を接待したり、役所の主催するパーティーに出席したり、サークルの飲み会などあらゆる場面で集団行動を求められます。
海外勤務経験が長い方は、当然ながらホームパーティーには慣れていて、「ホームパーティーは日本人の集いの場所として定期的に開くもの」といった認識がされていることがほとんどです。
特に戸建てに住んでいるのであれば、間違いなくパーティ会場のターゲットにされることでしょう。
東南アジアではヴィラ風の戸建ても賃貸に出されていて、そこには広い庭があります。
そのようなところに住んでいれば、みんな家族連れでやってきて、事あるごとにバーベキューパーティとなることでしょう。
ホームパーティーは日本人や現地人と円滑な人間関係を築くために必要なイベントとも言えるので、海外に勤務して間もないときは、率先して主催してみることをおすすめします。
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