東南アジアで生活していると無性に日本食が恋しくなります
東南アジアなどの海外で生活していると、必ず立ちはだかる障害が「和食」の問題です。
自宅にキッチンが備わっているのであれば、自分で料理をすることもできますが、、現地では手に入らない日本食材も多々あります。
そこで、和食に触れる唯一の手段が『日本食レストラン』ということになります。
日本食レストランは、値段が高い
東南アジア諸国には、日本人が多く居住していますし、また現地人の間では日本食がブームともなっています。ですので、どこの国に行ったとしても、日本食レストランを見つけるのに苦労することはまずないでしょう。
しかし、往々にして日本食レストランは値段が高いのが玉に瑕です。赴任者や駐在員ならまだしも、現地採用者の給料では週に何度も通うとなると、食費が家計を圧迫することになります。
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例えば朝と昼は食堂やコンビニ、屋台で済ませて、夜は日本食レストランに行ったとすると、1日にかかる予算はおよそ1500円程度。
30日計算すると、一ヶ月約4万5千円の食費となりますね。月1000ドルの給料だと、約半分にも及びます。非常にエンゲル係数が高いですね(笑)
ただし、値段の問題を抜きにすれば、和食料理に困るか否かとなると、答えはノーとなります。
和食の定番であるお寿司や天ぷら、そば、とんかつなどはもちろんのこと、佃煮、煮物などの家庭料理まで多くのレストランで食べることができます。
現地に長く住んでいると無性に和食が食べたくなることが…
「自分は東南アジアの料理が大好きだから、和食は必要ない」
「和食が必要な人は、日本に住むべき」
という意見も見受けられますし、私もはじめはそう考えていました。
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しかし、現地に長く住んでいると、無性に納豆が食べたくなったり、ラーメンの香りに焦がれるときがやってきます。
仕事で疲れているときや、ストレスが溜まっているときは、東南アジア独特の香辛料の香りに鼻が曲がりそうになったり、脂っこい料理に胃が受け付けなくなるときがあります。
参考記事:インドネシア料理は油・油・油
旅行で訪れた数日間であれば、物珍しさもあって、連日食堂や屋台で食事を済ませることもできますが、移住者ではそうはいきません。
食事は大切なエネルギー源ですので、多少の出費は惜しまない方がいいでしょう。
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