ベトナムの見どころはホーチミンだけではありません。たとえば...
ベトナムに訪れる日本人旅行者は年間40万人程度と言われており、そのうちの8割は南部観光都市のホーチミンです。
しかしながら、ホーチミン旅行にいらっしゃった多くの方が「ホーチミンに来たけどあまり行くところがない」とおっしゃいます。
確かにホーチミンは観光エリアですが、基本の楽しみ方はスパ、雑貨、グルメとなります。
逆にこれらに興味がない方で、「自分は観光名所を巡りたい」という旅行者にとっては、いささかホーチミンは物足りないエリアかもしれません。
ホーチミンの名所は、10分15分で満足
ホーチミンの観光名所と言えば統一会堂や戦争証跡博物館、聖母マリア教会に中央郵便局などがメジャーどころです。
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しかし、統一会堂や戦争証跡博物館はベトナム戦争の歴史を知らなければ十分に満喫することはできませんし、教会や郵便局は景観を楽しむのが醍醐味なので、10分15分程度で満足してしまいます。
また、ホーチミン市内は旅行者の方が思っている以上に狭く、大抵の名所は徒歩圏内です。
ホーチミン以外の場所には、フェリーで90分、バスで4時間、寝台バスで6時間
そこでおすすめなのが郊外、もしくは別のエリアへ足を運ぶことです。郊外であればメコンデルタ地方やタイニン省など自然に恵まれた大地を散策することができます。
参考記事:メコンデルタの自然を体感~ベトナムの「ミトー」と「ベンチェー」
別のエリアであれば、フェリーで90分程度で到着するビーチリゾート・ブンタウ。
バスで4時間で到着するリゾート地ムイネー砂漠。寝台バスで6時間で到着する山岳高原地帯ダラット。
参考記事:ダラットというベトナムの中部高原地帯にある魅力的な花の町
寝台列車で9時間、もしくは空路で行くビーチリゾート・ニャチャンなどがおすすめです。
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5日から1週間ですべてを満喫可能
さらに空路を利用できる予算があれば、中部世界遺産都市フエやベトナム第3の都市ダナン、世界遺産の町並みのホイアンなどへ足を運ぶことも可能です。
滞在期間が短いとハードなスケジュールになるかもしれませんが、5日から1週間程度日数があれば、ホーチミンとその他のエリアも十分満喫することができるでしょう。
英語が苦手なせいか、日本人旅行客の多くは一つのエリアに留まりがちです。
所変われば環境や文化はまったく異なるのもベトナムの魅力の1つだということを覚えておいてください。
ぜひベトナム旅行では、ベトナムの魅力を存分に感じ取ってください。
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