ベトナムではスコールに注意!
東南アジアに位置するベトナムでは、雨季の時期にほぼ毎日スコールが降ります。
日本に住んでいると馴染み薄い言葉ですが、スコールとはいったいどんなものでしょうか。
スコールの特徴は降る時間
スコールは突発的な豪雨のことを指します。降水量もさることながら、その特徴は降る時間にあります。
一般的にスコールは15分から30分、長くとも60分は降りません。
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また、かなり局地的な豪雨のため、100m先はからりと晴れている、そんな光景も珍しくはありません。
特徴的な2種類のスコール
スコールにも2種類あり、1つは比較的長く降る雨です。
30分から40分程度豪雨が降り続きますが、こちらのケースは事前に天気がぐずついたり、風が強く拭き始めるといった前兆があります。
対してもう1つのケースは前兆がまったくありません。
空を見上げれば雲ひとつない青空が広がっていますが、突然突発的な豪雨が降り始めます。
対策を講じることはできませんので、この場合は近くの屋内施設に逃げ込んで、雨がやむまでやりすごしましょう。
降水時間は10分から長くとも20分程度なので、カフェでコーヒーブレイクしている間にやむことでしょう。
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雨合羽で観光?
ベトナム旅行の際に覚えておいていただきたいのは、スコールは乾季でも降る可能性があるということです。
一般的にはスコールは雨季に降るものだと想像しがちですが、実際は乾季の時期でも降ります。
ただ確率と回数が少ないだけです。
スコールの雨量は傘で凌げるものではありませんので、スコールに遭遇したらとにかく近くのホテル、ショッピングセンター、カフェに非難してください。
もし近くに避難できる場所がなければ、露店や屋台で売っている雨合羽を購入して(40円程度)被っておけば、観光を続行することができます。
雨がやんだあとは道に水溜りができて、バイクや車の走行によって水を被ってしまうことがよくありますので、注意して歩行してください。
雨上がりは涼しい気温となりますので、観光もしやすくなる半面、蚊が発生するので虫除け対策は怠りなく。
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