ホーチミンから車で20分のローカルエリア「ゴーバップ」とは?
旅行者にとってホーチミンとは聖母マリア教会や統一会堂、ベンタイン市場がある1区部分が中心です。
しかし、1区だけで旅行日程を終えるのは少々もったいない気がします。なぜなら、1区は本当のベトナムの姿を正確には写していないからです。
他の離れたエリアでも、あのようなお洒落な街並み、西洋風の建物が続いていると思っている方にとっては、少々胸を打たれるかもしれません。
ホーチミンのベッドタウン的な存在「ゴーバップ」
ホーチミンのタンソンニャット国際空港からタクシーで北上すること約20分で、「ゴーバップ(Go Vap)区」に到着します。
ゴーバップはホーチミン市内で最も人口が多いエリアで、ホーチミンのベッドタウン的な存在となっています。
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ワンチョン通りという目抜き通り沿いには、現地人が行く教会やバイクの修理店、カフェ、食堂などが並び、一本路地へ入ると人々が闘鶏やトランプ、将棋のようなゲームに興じている場面に出会えます。
学校前では、授業が終わる鐘と共に白いアオザイを来た生徒たちが正門から出てきて、それを父親がバイクにまたがって迎えています。
公園でエアロビ、スケボー、ビリヤード、夜はナイトマーケット
公園ではエアロビクスの集団ができ、ローラースケートやスケボー、ビリヤードを楽しんでいる若者もいます。
休日は近くのショッピングセンターに併設されている映画館に足を運び、ハリウッド映画や中国映画を楽しみます。
夜になるとナイトマーケットが賑わい、その規模は1区のそれとは比較にならないくらい大きなものです。
観光名所はないが、のんびりしたい人におすすめ
ゴーバップ区は特に観光名所と呼べるところがありませんので、なかなか旅行者の知るところではありませんでした。
しかし、ゆったりと流れる時間を過ごしたい。のんびりとした時間に出会いたい。ベトナム人の本当の生活を知りたい。そう考えている人はゴーバップ区がおすすめです。
彼らは外国人に慣れていないので、こちらから話しかけるととても喜んでくれます。挨拶程度だけでもベトナム語を覚えておけば、より会話の輪は広がることでしょう。
旅行者が思い描いている東南アジアの光景がゴーバップにあるかと思います。
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