ベトナムではスリやひったくりがいつでも旅行者を狙っています
ベトナムは東南アジアの中では比較的治安は良いとされていますが、それでもスリやひったくりは依然として多発しています。
特に彼らはリスク管理の低い日本人をターゲットにする傾向があるので、旅行者の方は細心の注意を払わなければなりません。
スリやひったくりは観光エリア中心に頻発していますが、中でも人込みの多いベンタイン市場やファングーラオ界隈などに被害は集中しています。
警戒しなければならないのが「ひったくり」
ベンタイン市場では、スリが値段交渉に夢中になっている外国人観光客を見つけて、雑踏に紛れてジーンズのバックポケットに入れている財布を抜き取ります。
また、女性の場合はフタのないトートバッグが狙われます。相手もプロなので、なかなか気づくことができません。
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中でも最も警戒しなければならないのが「ひったくり」です。
手口はまず観光客の背後から少しずつバイクで近づきます。そして、タイミングを見計らって、たすきがけしているポーチやバッグなどをひったくります。
ポーチの場合は紐が細いため切れるのですが、バッグの場合は切れずに身体ごと引きずられてしまう危険性があり、実際重傷の怪我を負った被害者も報告されています。
在ホーチミン日本国総領事館も旅行客に向けて注意喚起を促しているのですが、なかなか被害者が減らないのが悩ましいところのようです。
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おすすめは腰に回すポシェット
さらにアイフォンなどの高価なスマートフォンもスリやひったくりに狙われやすいです。道端で操作していると、不意に横からひったくられてしまいます。
また、カフェなどでお手洗いに席を立つときは、必ず誰かに荷物を見てもらいましょう。
ひったくりの被害を最小限に抑える方法としては、貴重品を入れているポーチやバッグは常に身体に密着させるように持つということです。
おすすめは腰に回すポシェットです。服で隠すことができますし、ひったくり犯も狙いづらいことが挙げられます。
どんなに楽しい思い出を作っても、スリやひったくり被害に合うとそれだけで後悔と残念な想いが残る旅行に変わってしまいます。
自分でリスクヘッジを行うことが必要と言えるでしょう。
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