ベトナムの高級ホテルのシャワーから冷水が!~ベトナムのインフラ事情
ベトナム旅行をする際は、ベトナムのインフラ事情もよく把握しておくことが大切です。
すべてに便を欠かさない日本とは異なり、ベトナムはまだまだ新興国の立場。
滞在中「え?なんで?」と声を上げてしまうこともあるでしょう。特にシャワーには要注意です。
シャワーの水が目に入って激しい目痛に!
水道インフラに関してはずいぶん遅れています。
東南アジアは水道水が飲めないのはあなたもご存じかと思いますが、ベトナムではホーチミンやハノイといった中心都市においても、いまだ井戸水が利用されています。
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滞在者の中にはゲストハウスやミニホテルなどの安宿に宿泊する方もいるでしょうが、このような宿の場合は、シャワーも井戸水である可能性があります。
水質検査をしっかりと実施しているのであればいいのですが、ベトナムではその期待もできません。シャワーの水が目に入ったら激しい目痛に襲われた、という旅行客もいました。
参考記事:ベトナムのインフラ整備は日本とくらべるとまだまだです
シャワーの温度を太陽熱で上げている高級ホテル
また、もう一つ懸念しなければならないのが「シャワーの温度は太陽熱で温めている可能性」です。
ハノイやホーチミンの4つ星、5つ星程度であれば問題ないかもしれませんが、インフラ整備が不十分なリゾート地区の高級ホテルでは、いまだに太陽熱で温度を上げているホテルが多々あります。
ベトナム南部は基本は常夏の気候となるので、毎日日中は厳しい日差しにさらされます。その太陽熱を利用してシャワーの水を熱くするのですが、1日中太陽が雲に隠れていた場合は、十分に水を温めることができません。
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特にスコールが毎日続く雨季の時期にはありがちで、「高級ホテルなのにシャワーからお湯がでない」、「冷水しか出てこない」という事態に遭遇する可能性は大いに考えられます。
ホテルの設備問題は解決できない
ただし、残念ながらホテル側が太陽熱を利用している限り、この問題はクレームをしても解決することはできません。まず言えるのは、壊れているわけではないので、ホテル側も対応できないということです。
次に、ホテルの設備問題となるので、部屋を代えてもこの問題は解消されないということです。つまり、滞在者は我慢するしかないのです。
ホテルを予約する際に、ホテル設備はチェックする人も多くいるかと思いますが、
太陽熱なのかガスなのかまでは記載されていませんので、実際体験する他ないのが現状です。
「今日は天気がよくないな」と感じたら、太陽の出ているうちにシャワーを浴び終えてしまうことをおすすめします。
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