華やかに過ごすベトナムのお正月
お正月(テト)は花が主役
ベトナムのお正月(テト)の期間中は都市部では華やかな装飾が施されます。
北部ハノイはホアンキエム湖周辺、中部ダナンはバクダン通り沿い、南部ホーチミンは1区中心のグエンフエ通り周辺が豊富な花々で装飾されてフラワーロードとなります。
交通規制がされ、辺りは歩行者天国でお祭り騒ぎ。屋台や露店も道沿いに並んで、常夏の国ならではの過ごし方となります。
ベトナム人は花をこよなく愛し、男性は女性に花束を贈るのがデートの定番。
テト期間中はほとんどの公園で花市が開催され、花を愛でるだけでも、購入して大切な人にプレゼントすることもおすすめ。
また公園をはじめとした各広場ではお正月恒例のライブイベントが開催され、深夜まで盛り上がることでしょう。
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ハノイ、ダナン、ホーチミンで政府主催のイベントの花火
日本でお正月を過ごしたあとに、ベトナム旅行でベトナムのお正月を楽しむのも面白いですね。
大晦日から元旦にかけての深夜0時にはハノイ、ダナン、ホーチミンで政府主催の打ち上げ花火が行われます。
ホテルの客室の窓や屋上からも眺めることができるので、是非お正月の花火を楽しんでいってください。
ベトナムでは法律で個人が花火を楽しむことは禁止されています。
ですので花火を眺めることができるのは政府主催のイベントのみ。現地の人々はその日を楽しみに焦がれています。
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2つのお正月の楽しみ方
お正月の期間中はどこのお店や観光スポットも閉館している可能性があるので、楽しみ方としては2つ。
1つはお正月を楽しむことです。フラワーロードや花火、花市に各種イベントなど、雰囲気だけでも満喫することができるでしょう。
もう1つはお正月に左右されないエリアに旅行することです。
おすすめのスポットとしてはホーチミンのファングーラオ界隈と中部地方が挙げられます。
ファングーラオ界隈には欧米人バックパッカーが多く行き交っており、彼らは昼間から深夜までビールを片手に酔っています。
スポーツバーやちょっとしたクラブでエキサイティングな旅の思い出を作ることができるでしょう。
中部フエやホイアンは建物、あるいは町全体が世界遺産に登録されているので、閉館することはありません。
中部ののんびりとした静かな時間を楽しむことができるでしょう。
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