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雑貨店開業の方法 ~ネットショップから低予算で始めよう~

2014.10.07

雑貨店開業の方法 ~ネットショップから低予算で始めよう~ はコメントを受け付けていません

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おしゃれなインテリア・グッズに囲まれた雑貨店。特に女性ならいつか開業してみたいと思っている方も多いでしょう。

そのような方にオススメしたいのは「先にネットショップから始める」ということです。ここではその理由と、どれだけのメリットがあるかについて解説をしてみたいと思います。

ネットから始めるのは、個人事業の鉄則

絶対の法則ではないですが、現代では鉄則と言ってもいいくらいです。

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それは、店舗を構える場合のコストを見れば一目瞭然です。あくまで目安ですが、費用の種類別に一覧にしてみましょう。

開業費用一覧
・店舗初期費用(礼金・敷金など)…100~300万
・店舗の外装・内装…400~900万
・その他の備品…40~100万
・備品以外の経費(輸送費など)…50~70万
・情報収集など…10~30万
・合計…600~1400万円程度

…と、このようになっています。
もちろん、やり方や地域によっても異なるのであくまで目安ですが、それでも最低500万~600万はかかると考えた方がいいでしょう。

実際、どんな業種でも実店舗をかまえる場合、最低500万~1000万は開業資金が必要と言われています。

仮にこれだけの費用をいますぐに用意できたとしても、開業と同時にそのお金が消えていく、というのは事実を知らなくてはいけません。

投資した分を必ず取り返す自信がある場合は別ですが、あまりにもリスクが高すぎます。

開業資金をすべて自己資金ですべてをまかなう場合であれば、最悪の場合でも投資した分をあきらめれば済むことですが、自己資金が足りなくて借り入れなどをした場合には、そのまま大きな借金を背負うことにもなりかねません。

このように費用の面だけを見ても、ネットショップというのがいかにローリスクなビジネスかということがお分かりかと思います。

参考記事:成功の秘訣は運とツキがすべてだと、私が言い切ってしまう根拠

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雑貨店で「負けない戦い」をする方法

『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』というベストセラーは、多くの方がご存知でしょう。さおだけ屋が潰れない理由は「負けない戦い」をしているからです。

「さおだけが売れなくても、別に困らない」ということです。

彼らは住宅のリフォームなど本業が別にあり、そのついでにさおだけを売っているだけなんですね。なので、別にさおだけそのものは売れなくてもいいのです。これが「負けない戦い」です。

では、その「負けない戦い」を雑貨店で仕掛ける方法とはどのようなものでしょうか?それは、「自分用に買ったインテリアを売る」というものです。

売れなければ飾っておく、売れたら儲けもの

雑貨店を開業したいと思っている人は、当然ながら雑貨好きでインテリアに興味を持っていることでしょう。

自宅にある程度のシャレた雑貨のがあれば、それを入れ替えていろいろインテリアの工夫を楽しむこともできるはずです。

そうしていろんなインテリアをデザインし、それを綺麗な写真に撮ります。それをネットショップにアップして「商品のイメージ写真」とし、活用します。

仮に売れなかったとしても、店舗を構えてのショップのようなリスクがありませんし、自分のセンスを磨く修行や、趣味の延長と考えれば済むことです。

生活を破綻させるほどの仕入れをしなければ、売れなくてもそれほど大きな問題になることはありません。

もともと、雑貨単独よりインテリアを見せた方が売れる

雑貨のタイプにもよりますが、インテリアの一部にするようなアイテムの場合「実際に飾るとこういう風」というイメージを見せた方が売れます。

なので、別に「負けない戦い」のためでなくても、普通に雑貨のネットショップをする上でも、このように「インテリアを見せる」というのは有効な手なのです。

そもそもの原点が自分の趣味であり、趣味だから別に売れなくてもかまわないというスタンスから始めるのがいいと思います。そういう考えで始められるのが、ネットショップの大きな魅力です。

あまり方に力を入れすぎると、失敗した時のショックが大きくなります。

いつかリアル店舗を構える時にも有利になる

ネットショップからスタートすると、いつか実店舗を構える時にも有利になります。理由はサイトの運営がうまく行ってれば、さまざまなキーワードですでに集客ができているからです。

そうしてネットからの集客により最初からアドバンテージを持った状態でリアル店舗を構えることが可能になります。

このパターンだと、いきなり店舗を構えるよりも、はるかにリスクが少ないということがおわかりでしょう。

仮に店舗の方で売上が伸びなくても、ある程度のネットショップで売れていたなら、しばらくの間は店舗の赤字を補填することも可能です。

その間に、リアル店舗の経営のコツを学んだり、地域での知名度を獲得したりしていけば、いずれ成功する可能性も高くなっていくことでしょう。

このように考えると、いつか実店舗を経営するにしても、やはり先にネットショップをやった方が有利だということがわかります。

夢を追うというのはとてもいいことです。しかし、ほとんどの人は今までビジネスの経験など一度もないはずです。

初めてビジネスをやるのであれば、まずはいかにリスクを最小限に抑えるかということが大切だと思います。

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