期間無利息のカードローンはなぜ利息ゼロで融資が可能なのか

2014.3.28|目的別に選ぶ

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カードローンの広がりと同時に、期限付きで無利息というサービスも見かけるようになりました。無利息ということは、本来元金にと一緒に返済すべき利息が実質的には「ゼロ」ということです。

では、なぜこのような無利息サービスが普及してきたのでしょうか?

普通に考えると無利息では金融機関は利益が出ないように思えます。しかし、無利息にするメリットが業者にはあるのです。

と同時に、私たち利用者にとっても無利息は大きなメリットとということになります。

そこで、なぜこのような無利息のカードローンを金融業者が提供するのかについてを紹介した上で、その無利息サービスを賢く活用する方法について考えたいと思います。

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プロミスの公式サイト消費者金融を代表する大手のプロミスでは、初めて利用する方がポイント会員に登録すると30日間無利息というサービスを受けることができます。

どんなに低金利をうたうカードローンでも無利息にはかないませんね。

プロミスの良さは実際に借り入れしてみないと分かりません。まずは、30日間無利息サービスを利用して、ノーリスクでその対応の素晴らしさを感じてみてはどうでしょうか。

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なぜ無利息にしているのか?

金融機関はなぜ無利息のカードローンを提供しているのでしょうか?

分かりやすく言えば、お試し無料サンプルと同じ考えです。

たとえば化粧品でも、「お試しセットは無料」というサービスがあります。

まずは、商品を実際に手に取ってもらい、体験してもらってその良さを理解してもらいます。その上でリピーターになってもらう、というのが業者の狙いです。

現在、「無料お試し品」は化粧品業界のみならず、さまざまな業界で見かけるようになりました。

その流れが「カードローン業界」にも波及したと考えてください。

そして無利息のカードローンで新規顧客を獲得して、自社の商品の良さや利便性をアピールするのが狙いなのです。

カードローンの業界はリピーターが多いという特徴があります。さまざまな金融機関をはしごして利用するなど、借金体質の方は、何度も借り入れを繰り返すということを金融会社は知っています。

だからこそ、最初は利益を度外視して無利息のサービスで、新規顧客の獲得に力を入れているというわけです。

いかがでしょうか?

一定期間、利息を取らないという、普通に考えるとありえないサービスの裏には、そういったカラクリがあるのです。

もちろん無利息のカードローンのメリットは金融会社だけでなく、私たち利用者にも大いにあります。

次は、賢く利用して返済負担を軽減するという観点で無利息カードローンの利用を考えてみましょう。

短期間の借り入れならぜひ使うべき

たとえば急な出費があり、給料日との兼ね合いで現金の都合がつかないとしましょう。「来週になればお給料が入るのに…」という経験は、あなたもされたことはあると思います。

そのような「短期間だけ借りたい」ということであれば、無利息のサービスは圧倒的に有利です。

通常の利息が発生するプランの場合、借入1日目から金利が発生します。したがって翌日に完済したとしても、利息は日割り計算されて返済額に上乗せされるのです。

一方、無利息であれば、翌日完済→元金だけを返す、ということになるなるため、借りた金額以上の負担をゼロに抑えることが可能です。

各業者のサービスを比較するために利用

複数の業者をはしごするのはオススメしませんが、一度でも利用すると融資から返済までの流れを覚えることになります。

すると、ここの業者はこの部分で優れていると気づきやすくなるのです。口コミ情報などに頼るよりも、その金融会社のことを知るには、自分で利用してみるのが手っ取り早いということになります。

無利息で短期間借りてみて、とりあえず元金だけ返金という形で、その会社のことがよく分かり、なおかつ借り入れ金をきちんと返済したという実績作りにもなります。

このように、各業者のメリットやデメリットを比較するために、無利息のサービスを利用するというのは十分ありだと思います。

元金だけ返せばいいからリピーターになる価値がある

今度も継続的にカードローンを利用する場合は、ぜひ無利息のサービスを優先的に利用してください。1回あたりの金利負担は小さいものの、積もり積もれば大きくなるためです。

と、ここで重要なポイントです。

先程も書きましたが、たとえ無利息であってもちゃんと完済すれば実績になる、ということです。

カードローンの金利や融資上限額には一定の幅があります。融資額の大きさも1つの基準のですが、利用者の信用も大きなポイントになります。

過去に返済で滞ったことがあるなど、そのような利用者に大きな金額を低い金利で貸し出すというわけにはいきません。信用がなければ、当然ながら限度額を低く、金利は高くすることなります。

したがって今後も継続的に利用する場合は、信用を積み重ねて限度額を大きくしていくことも大切なポイントといえます。

そこでもう一度、無利息のサービスであっても実績になるという部分を思い出してください。つまり利息の返済負担を実質ゼロに抑え、返しやすい環境で問題なく返済て、実績を積み重ねるというのが無利息サービスの利用法と言えるでしょう。

一般的なプランの場合、当然ですが利息が発生します。それを含めた元利を返済することになるのですが、別の言葉で表現すれば、信用(利用実績)をお金(返済金利)で買っているということになります。

一方、無利息であれば信用(利用実績)を無料(無利息)で買っているとなるのです。継続的な利用を見据えるなら、やはり期限付きでも無利息のカードローンが圧倒的に有利なのは言うまでもありません。

通常の返済日を忘れないこと!

「30日までなら無利息だから」とばかり思ってしまい、通常の返済日を忘れる方が多いそうです。

無利息の期間中、返さなくて良いのは利息だけであり、当然ですが元本はちゃんと返済してなくては、その後の期間で利息が発生することになります。

したがって無利息で融資を受けたなら、手帳などに返済日を書き入れておくことをオススメします。

契約日=金利ゼロ開始ではない

カードローンを利用する場合、審査を受けて専用のカードを発行してもらうことになります。ネットで申し込んだ場合は、自宅に郵送でカードが送られてくるでしょう。

しかし、契約締結後すぐに無利息のサービスが受けられるとは思わないでください。金融会社によっては、契約から2日後に金利ゼロのサービスが受けられるとルール決めされているケースがあるのです。

したがって、利用を始める前には電話などで「無利息のサービスは契約してから何日後に有効になりますか?」と問い合わせておきましょう。契約内容をよく確認せずに金利が発生しまった、というマヌケな事態は避けるようにしましょう。

長期利用にならないようにする

これまで説明した通り、無利息のカードローンには「期限」があります。つまり期限を過ぎてしまうと、通常金利が返済額に上乗せされてしまうのです。

無利息のカードローンを利用する最大のメリットは、短期利用で返済負担を実質ゼロにする、というものです。したがって、あくまでもすぐに返せる環境があることを確認した上での利用が大切でしょう。

無条件でサービスを利用できるわけではない

一定期間の無利息サービスを提供する以上、金融会社からすれば、当然リピーターになって欲しいわけです。

そのため、誰でも無条件で無利息のサービスが受けられるというわけにはいきません。

まず通常の審査を受けます。これは一般的なプランでも同じです。そして、その上でその会社に会員登録する(無料)」などの手続きが必要になってくるのです。

そこで、大手業者の「無利息にするための条件」をいくつか下に紹介します。

■プロミス:はじめての利用で会員に登録しなければいけない(無料)

■アコム:キャンペーン期間中の契約などが必要

■ノーローン:条件なし。ただし1週間まで

どこを利用するにしても、融資額とご自身の返済能力を比較して、「この期間内の返済なら可能だ。だから期間は○○日にしよう」と事前に計算しておくことが大切です。

それでは、期限付き無利息サービスを提供しているカードローンの賢い利用法について、下に簡単にまとめてみます。

■無利息は「無料お試し品」のようなもの

■業者からすれば絶好のアピールになる

■短期の借り入れに有利(実質的に利息の返済負担をゼロに出来る)

■各社のサービスを比較できる

■リピーターになる価値がある

■無利息は何度でも利用できる(業者によって異なる場合もあります)

■通常の返済日を忘れないこと

■「契約日=無利息の開始」ではない

■長期利用は避ける

■一定の条件が必要な場合もある

以上のことをしっかり把握して、賢い利用法を目指しておきましょう。

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