また、返済自体はちゃんと続けているものの、毎月の返済負担が厳しいという方もおられます。
返済負担を軽減する方法はたくさんありますが、もっとも手っ取り早い方法といえば「おまとめローン」となります。
おまとめローンというのは、簡単にいえば複数のローンを1つにまとめるということですが、具体的にどのようなサービスなのかご存知でしょうか?
ここではおまとめローンの仕組みやメリット、注意点などを詳しく解説していきましょう。
複数の会社から借り入れをしている方は、返済のときにとても面倒な思いをしていると思います。
また、いくつもの会社から少額の借入れをしていた場合は、利息の負担も大変だと思います。
オリックス銀行カードローンのように、借り入れ限度額が高く金利も低い商品に一本化をすることで、返済の煩わしさがなくなり利息の負担も抑えることができます。
カードローンのおまとめを検討している方は、オリックス銀行のカードローンに申し込みをしてみるといいでしょう。
中央リテールの大きな特徴としましては、大手に比べて審査が厳しくないという点があげられます。
複数の業者から借り入れをしてしまって、返済のめどが立たなくなってしまった方は、中央リテールのおまとめローンに申し込みをしてみるといいかも知れません。
返済窓口が1ヵ所だけになりさらに利息の負担が減るというおおきなメリットが期待できます。
おまとめローンとは、読んで字のごとく複数の業者からの借り入れを、1つの業者に一本化するということです。たとえば、A社・B社・C社から40万円ずつの借金をしているとします。3社から合計120万円の融資を受けている状態です。
融資を受けた場合、当然ですが元本の返済に加えて利息の返済も行います。と、ここで大きなポイントです。カードローンの返済金利の上限は法律で決まっており(法定金利といいます)、現在では以下が適応されています。
■元本10万円未満:20.0%
■元本10万円以上100万円未満:18.0%
■元本100万円以上15.0%
1社あたりの融資は40万円ですので、法定金利の上限は18%となります。これを3社から借り入れしているので、40万円×18%×3社=21万6000円が年間の利息となる計算です。
これを12カ月で割ると、毎月1万8000円の利息を返済しなければいけないのです。
一方、3社のからの融資をおまとめローンで一本化した場合、元本120万円となりますので、法定金利は15%です。これを先ほどと同じように計算すると、120万円×15%=18万円となり、1カ月あたりの利息は1万5000円となります。
いかがでしょうか?法定金利ギリギリまで取られるとしても、おまとめローンで一本化するだけで1カ月あたり3000円の節約、年間なら3万6000円も変わってくることになります。純粋におまとめローンで一本化するだけでも、これだけの違いがあると考えておきましょう。
おまとめローンで借金を一本化するメリットは上記の通りです。しかし、早速おまとめローンを利用しよう、と安易に飛びつくのは考えものです。実際に利用する前には、どれほど返済負担を軽減すべきか?を自分で計算しておくことが大切です。(担当者に相談しても答えてもらえます)
たとえば月収25万円で、月15万円の返済を抱えているとしましょう。かなりの返済負担ですので、生活が苦しいのは言うまでもありません。
もちろん、おまとめローンで負担を小さくしたいのですが、ポイントはどれほど軽減するか?という「目標」を設定することです。仮に、毎月の生活で15万円が必要だとしましょう。その場合、月収25万円から生活費の15万円を引き、残りは10万円となります。
つまり毎月の返済を10万円以下に押さえれば、何とか日々の生活は送れるということです。言い換えれば毎月の返済を15万円→10万円にするということになり、5万円の軽減が必要であることが分かるでしょう。
このように、どれほどの軽減が必要なのか?を事前に計算しておき、それをもとに担当者に相談することが大切なのです。そうして5万円を軽減できるプランがあれば、そこで初めて利用を本格的に検討しておきましょう。
さらにおまとめローンのもう1つのメリットとして、「返済日を1つにまとめられる」という点があります。上記のように3社から融資を受けている場合、返済日も「3つ」あることになります。しかし一本化することで1つになるため、返済計画を立てやすくなるメリットもあるのです。
おまとめローンを利用するということは、毎月の返済で経済的に苦しい状況を認めているようなものです。
したがって、「利用=事故情報(ブラックリストに載る)なのでは…?」と不安になる方も多いようです。その不安がおまとめローンの利用を遅らせ、さらに厳しい返済負担がのしかかってくることも珍しくありません。
もう一度言いますが、おまとめローンの相談をするだけでブラックになることはありません。生活に苦しいのは事実ですが、それだけで信用情報に傷が付くことはないのです。したがって変なプライドは捨てて、1日でも早くおまとめローンの相談することが解決への第一歩だと考えてください。
取り返しがつかない状況になってからでは遅いのです。
カードローンにはさまざまなプランがありますが、最近では仮審査という制度が一般的です。「ネットで5分!」と称している業者も耳にするでしょうが、これらは本格的な審査ではなく「審査を受けるための審査」だと考えてください。いわば一次面接のようなものです。
ここでは明らかに審査に通らない、という方が落とされ、最終的な決定は出せないが、とりあえず審査を受けてください、という方がパスすることになります。
いきなり本審査を受けるのではなく、まずは仮審査で融資の可能性があるかどうかを確認するという作業を行うようにしましょう。なお、この仮審査は記録に残りません。審査が記録に残るのは、あくまでも本審査だけと考えてください。
おまとめローンを利用するにも審査は必要です。審査基準は金融機関によって異なりますが、多くの金融機関が採用している基準の代表的なものを紹介します。
■学生は不可
■年金受給者も不可
■安定した収入が必要
■保証会社の審査に通る必要がある
■(高額融資の場合は)団体保険に加入するケースもある
■融資総額によっては担保・保証人を用意する必要あり
このように、一般的な銀行融資とそれほど変わらない審査基準があると考えてください。一般的なカードローンの場合は、割とすんなり審査に取ったりしますが、おまとめローンの場合、金額が大きくなるだけに、多少は敷居が高くなると考えておいた方がいいでしょう。
しかし、どうしてもおまとめローンの審査に合格したいとお考えの方は中央リテールのような大手にくらべて比較的審査の甘い会社を利用を考えてみてはどうでしょうか。
審査に落ちて現状を改善できないのも考えものです。おまとめローンの審査は決して甘くないのですが、それでも最終的な判断は担当者の裁量に委ねられます。そこで、少しでも担当者の心証を良くする方法を紹介していきます。
生活が(会社の経営が)苦しい。でも生活などを切り詰めて、何とかやっている、というのであれば、その収支を担当者に見せておきましょう。担当者の心証は、収入の多さだけで決まるものではありません。お金に対してどれだけ真面目か?という部分も大きいのです。
たとえば収入が月25万円であっても、それ自体が審査に響くことはあまりありません(借入記録や融資総額によります)。しかし切り詰められる部分を切り詰めず、「そりゃあ苦しくなって当然ですよ」と思われるようではダメなのです。
やりくりが厳しくても、「私はお金に対して不真面目ではありません」とアピールすることが大切といえるのです。
おまとめローンの借り入れにあたって、融資総額によっては、担保や保証人を用意するケースもあります。しかし用意する必要がない場合でも、現金に換えやすい流動性の高い資産があれば正直に申告しておきましょう。
たとえば車です。車の買い取りサービスを利用すればすぐに現金化できますし、たとえ買い取り価格が低くても、それを任意返済(繰り上げ返済)に回すことも可能です。
さらに宝石類や債券など、現金に換えやすい資産を持っているというのは大きな強みになります。あれば審査に通りやすくなる、と断定は出来ませんが、担当者の心証を良くする効果は期待できると考えてください。
借り入れや返済の記録は全国の金融機関が共有するため、わざわざ申告しなくても調べれば分かることです。
そして調査の結果、「一度も遅れたことがない」を担当者が把握すると、「過去の利用や返済で遅延がない。ならば、融資をしても信用できる」と、心情的に思います。
おまとめローンを利用するにあたては、大きな収入や確実な保証人がいない以上、過去の記録から信用できる人と思ってもらうことが審査に通る最大の武器になるのです。
このように、一言でおまとめローンと言ってもサービス内容や審査基準、私たちにとっての利用価値は一般的なローンと大きく異なるのです。
■金利負担を軽減できる
■「どの程度の軽減が必要か?」という目標を設定する
■返済日が1つになるので、管理しやすい
■申し込んでも信用情報に傷は付かない
■仮審査を受けてみる
■本審査は比較的、厳しいと言える
■担当者の心証を良くすることが大事
■さまざまなプランを比較して、自分に合ったものを選ぶ
上記をしっかりと把握しておけば、とりあえず、まとめておこうではなく「このようにまとめれば、返済負担も予定通り軽減できる」となります。
いわゆる計画的な利用になるのですが、こうすることで快適にカードローンを利用することが出来ると考えておきましょう。
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