カードローンのATMは手数料が無料~キャッシュカードよりお得?

2014.4.5|借り入れの知恵

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カードローンのATMは手数料が無料であることをご存知ですか?

「カードローンは借金をするためのもの」というイメージをお持ちの方も多いでしょうが、無料のATMをうまく活用することで、手数料のかかるキャッシュカードよりお得になることもあります。

カードローンのATMを賢く使って、無駄な出費を抑えましょう。

意外と高い銀行キャッシュカードのATM手数料

銀行のキャッシュカードの場合、一部を除いて時間外にATMを利用すると手数料がかかります。金額については会社によってまちまちですが、税抜きで100円~200円程度です。

もちろん、その銀行自体が設置しているATMであれば、手数料がかからないことの方が多いでのすが、自宅や勤務先の近くにない、ということも多いのではないでしょうか?

さらに、平日働いている方の場合は、出金のタイミングが土日である方も多いでしょう。土日もATM手数料が無料である銀行もありますが、多くは営業時間外として扱われるので100円~200円程度の手数料が発生してしまいます。

「100円くらいだったら別にいいだろう」と思われるかも知れませんが、ちりも積もれば山となるように、ATMを繰り返し利用していると思わぬ出費となってしまうでしょう。

それに、10,000円をおろすのに100円の手数料というのは1%です。土日でさらに夜遅く、といった場合はこの2倍の200円(2%)も取られているのです。※実際にはさらに消費税がかかります。

最近では条件付きでATM手数料が無料となるサービスも増えてきましたが、まだまだATM手数料には注意が必要であると考えておくべきでしょう。

ATM手数料が土日であっても無料

「突然の出費でお金が必要なんだけど、近くに銀行もないし土曜だし夜だし…」休日に出かけて、こんな状況に陥ってしまう方も多いのではないでしょうか?もう仕方ないと手数料覚悟でコンビニのATMへ行くのはちょっと損をした気分ですよね?

こんな時に備えて、あらかじめATM手数料が無料になるカードローンを契約しておくのはいかがでしょうか?土日であっても関係なし。終日借入ができる商品もありますので、一枚作っておくととっさの時に役立ちます。

金利がかかっても翌日返せば十分お得に

「いくら時間外ATM手数料が無料と言っても、利息がかかるんじゃ結局損なのでは?」と思われる方もいるでしょう。たしかに高額の借り入れの場合は、翌日の返済だったとしても100円以上の利息がつく場合もあります。

しかし実際にはそこまでの高額な金額が突然必要になることはまれです。100円近くの利子になるには金利が17.8%だとして、約20万円近くを一気に借りなくてはならない計算です。ここまで大きな出費であれば、そもそも土日の夜、気軽におろすなんてことはまずないでしょう。

では、1万円程度をカードローンを使って借りた場合はどうなるでしょうか?
たとえば年利が17.8%だとすると、一日当たりの利息は約5円となります。もしも土曜日に借り入れをしたとしても、翌週の月曜に返せば利息は10円。キャッシュカードの時間外ATM手数料にくらべるとずいぶん安くなりますね。

忙しくて、結局返済が翌週になってしまったという場合でも5円×7日=35円ですから、まだまだキャッシカードのATM手数料よりは安い計算となります。さらに振込手数料無料のネットバンキングなどを用意しておけば、わざわざ外へ返済に行く必要もありませんので、自宅でさっと完了することができます。

無利息期間のあるカードローンは非常に便利

カードローンの金利が手数料よりも少なくなることは、おわかりいただけたと思いますが、それでもまだ「利息分損をするのは嫌だ」という方には、無利息期間があるカードローンをおすすめします。これは読んで字のごとく、期間内であれば利息が0円になるという素晴らしいサービスです。

無利息で有名なのは、やはり新生銀行のカードローン・レイクでしょう。CMでも大々的に放映されていますので、耳にしたことのある方も多いのではないでしょうか?

レイクは数ある銀行カードローンの中でも、無利息サービスを取り入れている唯一のものです。内容としては、「借入額全額を30日間無利息」と「借入額内5万円を180日間無利子」の2種類があり、選べるようになっています。

ただし、新規の場合のみに限るので、この方法は一度しか使えません。土日の夜等での利用には適していないかも知れません。申し込み自体が平日の14:00までなので、何かあった時のためにあらかじめ用意しておく、といった感じの使い方が良いでしょう。

ちなみにレイクでは、セブンイレブン内のセブン銀行と提携をしており、借り入れも返済も手数料は無料です。さらにレイクのATMや新生銀行のATMも無料で利用できますので、どこでもATMを見つけられて非常に便利であると言えるでしょう。

この他にも、プロミスが30日間無利息のサービスを展開していますので、レイクと併せてローンカードだけでも作っておくと良いかも知れませんね。

現在では借り入れ・返済に手数料がかかるケースもあるので注意

どのカードローンでもATMの手数料は無料、というわけではありません。平成22年に施行された改正利息制限法等により、各社が借り入れ時のATM手数料を1万円以下の場合は100円(税抜き)、1万円以上の場合は200円(税抜き)に設定することが当たり前となってきています。

そのため、自分の持っているカードローンについてよく確認をしておかないと、結局手数料を支払うはめになってしまうので注意が必要です。

しかし、そのカードローン会社が設置・運営しているATMではまだ手数料が無料であることも多く、もしも近くにある場合はそれを利用することで節約につながります。

つまり、自分が利用している銀行のATMが近くにあるのなら、そちらで普通に口座から出金を。カードローン会社のATMが近くにあるのなら、そちらで借り入れを、という使い分けをすれば、ATM手数料はほぼ無料になると言えるでしょう。

どうしてもお金が必要な時には頼りになります

銀行のキャッシュカードの場合、そもそも利用自体ができない時間帯を設定している、というケースも見受けられます。それがたとえ30分程度の短い時間だったとしても、すぐに必要な場合には困ってしまいますよね?

また、土日の19:00以降は完全に取引をストップするような銀行もあります。どうしてもお金が必要だからとコンビニATMへ駆け込んだのに、「現在ご利用いただけません」と言われてしまってどうにもならない、というパターンも多いのではないでしょうか?

カードローンの中にも、こうした取引時間を設定している会社はありますが、ほとんどの場合24時間365日利用できることが多いです。手数料などがかかってしまう場合もありますが、お金がおろせないよりはずっとマシでしょう。

さらに前に説明したようなATM手数料無料のサービスがあるカードローンであれば、いつでもどこでも頼れる味方となってくれるのです。こうした点で比較してみても、カードローンは長期の借り入れという利用法だけでなく、短期の借り入れにも便利であることがわかります。

どんなものにでも手数料がかかる時代です。「仕方ないから」と諦めずに、どうやったら安く抑えられるかを考えて見ましょう。

ATMの利用の場合は、ここで説明したようにキャッシュカードとローンカードをうまく併用することが最も節約になると言えます。さらにカードローンがひとつあればどんな時でも安心です。

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