カードローンを初めて利用するのはなかなか緊張するものです。そのせいで、一体どうすればいいのかわからない、という方も多いのではないでしょうか?
大切なのは自分がどのようにカードローンを利用したいのかを明確にすること。そして、その条件に合った商品へ申し込みをすることです。
ここでは、初めてのカードローンにおいてのチェックポイントや、会社選びなどの注意点について解説を行います。
カードローンと言えども、借金であることに変わりません。そのため、しっかりとした準備をしておくことをオススメいたします。
まずは、なぜお金が必要なのかについて考えましょう。お金を借りれば金利というものが付きますので、最終的には借りた金額よりも多くの返済を行わなくてはなりません。
もしも必要ではないのなら、安易な気持ちで申し込むのは良くありません。明確な理由があり、借り入れをした方がメリットがある場合にのみ、検討すべきと言えます。
次に借入額について検討しましょう。ご自身が無理なく返済を行えるかどうかについてじっくり吟味し、設定をしてください。そして同時に返済計画についても考えておきましょう。
利子等を計算し、期間と月々にいくら返していくのかを決めてください。また、ボーナスを利用したり、繰り上げ返済について検討したりもしましょう。
借入額が決定したら、次に借り入れを行うカードローン会社を選びます。詳しくは後ほど説明しますが、初めてであれば大手を選んでおけば間違いありません。ただ、それでも各社、条件やサービスが違いますので、自分に合ったものをさがしましょう。
会社選びを終えたら次にどうやって申し込みをするのかを考えます。最近ではインターネットから申し込みを行うのが一般的であり、審査から借り入れまでもスピーディーですのでとても便利と言えます。
しかし初めてであれば、店舗に行って直接申し込みを行うのも良いでしょう。わからないことがあればすぐに職員に質問ができますし、不安な部分等も説明してくれます。「人に会うのはちょっと…」という方は無人契約機(自動契約機)などもオススメです。
これなら誰にも会わず、申し込みから借り入れを行えます。もちろん不明点などがあればすぐにインターホンなどで質問ができますから、初めての方でも安心です。
現在はさまざまカードローン会社があります。特に初めての場合、どの会社を選べば良いかわからない、といった不安をお持ちの方も多いでしょう。そんな時は、「金利」「融資限度額」「安心・信頼感」そして「サービス」で比較検討を行うことをオススメいたします。
・金利
金利については金融会社によってさまざまです。また、借入額によっても上下します。もちろん低金利であることは重要ですが、サービス内容などによっては金利だけで判断をしない方がお得となる場合もありますので、しっかりと確認を行いましょう。
・融資限度額
申告した内容を基に金融機関では借り入れの枠の設定を行います。この額が大きければ大きいほど、突然の出費の際などに頼りとなりますので、それぞれの金融会社を比較検討してみると良いでしょう。
さらに、融資額というのは多ければ多いほど金利が下がるというメリットもあります。限度額が100万円以上になると、それ以下に比べて低金利で借りられるため、高額融資を希望される場合はこの点についても注目すべきです。
ただし、大きな借金には返済が大変になってしまうというリスクもあります。いくら限度額が大きいからと言っても、初めての人は無理のない範囲での借り入れをするよう注意しましょう。
・安心・信頼感
大手の金融会社のメリットはやはり安心感であると言えます。銀行系はもちろんのこと、最近では消費者金融でも十分に信頼できるような経営がなされていますので、初めてでも不安になることはないでしょう。
その他の中小系の会社も悪くはありませんが、やはり初めてということであれば、まずは大手のカードローンから申し込むのが良いでしょう。
理由はさまざまですが、特に銀行系であれば自分の信用が現在どれくらいあるのか?ということを知るのに役立ちます。その後のカードローン申し込みにも参考にできますので、初めての方は大手のものからスタートしてみてください。
気をつけたいのはやはりヤミ金と呼ばれる悪徳金融です。とは言え、そもそもヤミ金にはカードローンという商品はありませんので誤って申し込むことはないでしょう。
しかし、「無審査」「誰にでもお貸しします」といった甘い誘いに乗って、「カードローンよりこっちの方が良いかも?」と思ってしまう場合もありますのでご注意ください。
・サービス内容
各カードローン会社は、それぞれに充実した内容のサービスを取りそろえています。30日以内であれば無利子であったり、提携のATM手数料が無料であったりと、人によっては非常にありがたいものもあるでしょう。
こうしたサービスも、初めてのカードローン会社選びにおいては非常に重要なポイントとなります。ご自身がどういったライフスタイルで、どんな返済計画をお持ちかによりチョイスは変わります。できるだけお得に利用できる商品を選ぶことが重要と言えるでしょう。
各店舗へ足を運び、パンフレットをもらったり職員に話を聞いたりというのでは、時間がかかって仕方ありません。もちろん労力や、場所によっては交通費もかかってしまうでしょう。
今はどこの金融会社でも自前のホームページを用意していますので、商品内容についての確認はここで行うのが最も効率的と言えます。比較についても行いやすいので、自分に最も適した会社をさがしてみてください。
また、インターネット上では借り入れが可能かどうかを調べたり、返済シミュレーションを行ったりすることもできます。実際に申し込みを行う前に、一度利用してみましょう。
カードローンの申し込みには、各種必要な書類というものがあります。これを基に金融会社は申し込み者に対して融資を行えるか、金利や限度額はどれくらいに設定するかを判断します。
用意しなくてはいけないものはそれぞれの会社によって違いますが、以下が一般的なものとなります。
・本人確認ができる書類
借り入れには信用が第一となります。当然、本人であることが確認できる書類が必要となります。代表的なものは運転免許証ですが、お持ちでない場合は各種保険証やパスポートなども利用できます。
また、本人確認書類の住所が転居後にまだ変更されていない場合などは、現住所が記載されている公共料金の領収書や住民票の写し、印鑑証明書などが必要となります。
さらに、会社によっては2種類以上の提出を求められる場合もありますので、あらかじめ何が必要であるかについて確認をしておくと良いでしょう。
・収入証明書
しっかりと返済を行えるかを確認するために、収入証明書の提出を求められる場合があります。特に高額な借り入れを行う際にはほとんど要求されます。源泉徴収票が一般的ではありますが、確定申告書や所得証明書などでも大丈夫です。
カードローンの申し込みはとにかく慎重に行うべきです。それが初めてであればなおさらでしょう。自分の希望や条件にマッチし、サービスが充実した商品を選べば、きっとカードローンを便利に使えるはずです。
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