「普段からショッピングはクレジット払い。だけどカードローンも利用したい」という方には、信販会社が提供するカードローンをおすすめします。
なんといっても、カードローンであるにも関わらず、クレジットカード機能が付いていますので、すべての借り入れをこの一枚で済ませることが可能です。
さらに、一時期は高めといわれていた実質年率も、今では信販会社ごとにずいぶんと選べる幅が広がってきました。現在では申し込み方法も非常に簡単で、銀行や消費者金融の商品と大差ありません。
自分に合ったものをチョイスし、使い方を工夫すれば、クレジットカードとカードローンの融合したカードはさまざまな場面で役に立つことでしょう。
銀行系は審査が厳しいけど、消費者金融系は気が引ける…という方にぴったりの商品です。
「信販系」と言われても、銀行や消費者金融のものに比べると、あまり聞きなじみがないという方も多いのではないでしょうか?
そもそも信販会社では、ショッピング用クレジットカードのみを扱っていました。しかし近年では、カードローンを利用したいという需要の高まりもあり、ショッピング専用だけではないクレジットカードの取り扱いをはじめたのです。
こうした経緯があり登場したのが信販系カードローンで、クレジットカードを普段から利用している人たちから人気となっています。
少し気を付けたいのは、信販系であったとしても、クレジットカード機能が付いているものと、付いていないものがあるということです。ショッピングも可能とうたっているものに関してはクレジットが付きますが、そうでないものは純粋なカードローンでしかありません。申し込みの際にはしっかりと確認を行いましょう。
信販系と言えども、申し込み方法は銀行や消費者金融と変わりありません。Webなどを利用すれば即日審査も可能ですし、14時前であればその日のうちに口座へ振込を行ってくれる場合もあります。
消費者金融のようにスピーディーで、銀行よりも審査が厳しくないという点で、サービスはハイスペックながら、申し込みのハードルは非常に低く設定されていると言えるでしょう。
それではここから、信販系の特徴について解説をしていきます。ATMなどから借り入れを行い、リボ払いなどの方法で返済していくという点においてはほとんど他のものと変わりはありません。しかし、細かい部分でいろいろな違いがありますので、あらかじめ知っておきましょう。
まずは最も大きな特徴であるクレジットカード機能です。これは銀行系・消費者金融系のどちらにもない大きなメリットです。ショッピングにも借り入れにも使えますので、非常に便利といえるでしょう。
今では多くの信販会社がクレジットカード機能付のカードローンを提供しています。代表的なものを挙げるとセゾン、OMC、LIFE、楽天、オリックスなどです。どれも一度はテレビや広告で耳にしたことがあるのではないでしょうか?
銀行系のものと同様、信販系のカードローンは非常に安心感があります。やはり元々クレジットカードを扱っていただけあり、ほとんどが大手企業となりますので、利用時には安定したサービスを受けられるでしょう。
少し前までは「信販系は実質年利がどれも高い」というようなイメージがありました。しかし最近では利息の幅は会社によってまちまちで、中には銀行系のカードローンよりも低いところもあります。もちろん、消費者金融系と同じくらい金利が高い会社もありますので、この辺は申し込みを行う前にしっかりと下調べを行う必要があるでしょう。
銀行系や消費者金融系のカードローンでは、借り入れを行った額に対して利率が変動します。つまり、枠が150万円あったとしても、50万円しか借りなければ金利は高いままなのです。
しかし信販系の場合は、はじめに設定した借入限度額の枠の大きさによって利息の幅が変わります。もしも10万円しか借りない予定だったとしても、枠は100万円で、という風にしておけば金利を低くすることが出来るのです。
ただし、最終的な借り入れ限度額については信販会社が決定することなので、信用情報次第では最も高い金利設定になってしまうこともあるでしょう。しかし、あえて申込時に限度の枠を小さく申請することはありません。できる限り大きな枠が欲しいことを書いて、利息負担を減らしましょう。
会社にもよりますが、信販系のカードローンで借りられる最大額は、他の商品と比べると少し少ない印象です。基本的にはクレジットカードですから、カードローンはそれに付属しているもの、くらいのイメージを持っているべきでしょう。このため、もしまとまった金額の借り入れを希望するのであれば、銀行系の商品などを検討された方が良いでしょう。
やはり銀行系では審査が厳しく、なかなか通らないという経験をされた方も多いでしょう。しかし消費者金融系はイメージがあまり良くないので避けたい。そんな時には信販系がおすすめです。
銀行に比べれば審査は格段に通りやすいといえます。(ただし、金利が低い会社の場合には少し厳しくなります)消費者金融系と比べてみても大差がないので、積極的な融資が行われていることが予想できます。
クレジットカード機能の付いた信販系カードローンを使う際に気を付けたいのは、年会費が必要なことです。一般的なカードローンの場合は、持っているだけではお金は一切かかりませんので、取りあえず申し込んでおいて何かあった時のために寝かしておくという使い方は、信販系の場合はおすすめできません。
せっかくクレジットカード機能が付いているのですから、積極的にショッピングに利用し、カードローンも必要であれば使うようにするべきでしょう。
これはそれぞれ趣味嗜好がありますから、一概に信販系のカードのデザインが良いといったことはいえません。しかし、特に消費者金融系のものと比べると、デザイン性が高いという印象を持たれるはずです。
また、カードローンのカードは、「もしかして借金の?」と思われてしまう可能性もあります。クレジットカード機能があれば、「JCB」「VISA」「MASTER」といったロゴがカードに付きますので、ちょっと見ただけではただのクレジットカードにしか見えないのも利点の一つでしょう。
クレジットカードを持っている人の中には、キャッシング機能を使っている方もいらっしゃるでしょう。これとカードローンは何が違うのか?ということは、実はなかなか知られていません。さらに定義もあいまいな場合が多く、人によってはクレジットカードに付随していればすべてキャッシングであると考える人もいます。
明確な違いを挙げるのであれば、返済方法でしょう。キャッシングの場合は借り入れを行った金額を翌月、利息を付けてそのまま一括返済します。それに対しカードローンは、月に1万円といった形で返済をリボ払いで行っていきます。
しかし、キャッシングカード機能であってもリボ払いを選択できるものもありますから、こうなるとやはり違いは、ほとんどないと言えるでしょう。ほぼ同じ機能となりますので、便利に使っていれば、さほど違いによる問題はありません。
以上をまとめますと、信販系のカードローンの最も大きな特徴はクレジットカード機能が付いており、ショッピングの際にとても便利なこと。そしてこれはすべての借り入れを一枚にまとめられるという利点があります。
そして位置づけとしては、銀行系・消費者系の中間にあるようなイメージです。人によっては条件がぴったりとなり、安心感もありますので非常におすすめです。
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