大口融資が可能なカードローンを探してる方もいることでしょう。
最近では、消費者金融系の会社でも、最高借入限度額が500万円などという大口融資のカードローンが登場しています。
カードローンは金利が高いというイメージがありますが、実は大口融資になればなるほど金利が低くなるのです。
ここでは、大口融資を受けるために必要なお役立ち情報について書いてみたいと思います。
それでは、まず大口融資が可能なカードローンを紹介していきます。
大口融資といえば、どうしても銀行での借り入れをイメージしがちですが、実はプロミスも最高借り入れ限度額500万円まで対応しているのです。
銀行系はどうも審査が厳しそうで敷居が高いと感じている方は、プロミスに大口融資の相談をしてみるのもいいかも知れません。
消費者金融で大口融資を受けると利息の負担を心配する人もいると思いますが、実ははじめてプロミスを利用する人がサービス会員となることで、なんと30日間無利息で借りることも可能なのです。
下に、大手金融機関の融資限度額をまとめてみました。
■三菱東京UFJ銀行カードローン:500万円
■レイク(新生銀行カードローン):500万円
■みずほ銀行:1000万円
■三井住友銀行:800万円
■楽天銀行:500万円
■プロミス:500万円
■モビット:800万円
■アイフル:300万円
■アコム:500万円
■住信SBIネット銀行:700万円
上記を見ても分かるように、大手の金融会社であれば、大抵は大口融資に対応していることが分かります。最大で1000万円まで可能な金融機関もありますが、多くの金融会社の限度額に関しては300万円~500万円に設定しているところが多いと言えます。
それでは、大口融資を受ける場合の借り入れ時の審査についてはどうなのでしょうか?
大口融資を受けるためには、しっかりとした収入があることが大前提になると考えてください。ここで言うしっかりした収入とは、収入の金額はもちろんのこと、安定的に収入があるという点も重要になります。一般には、勤続年数が長かれば、それだけ安定しているという判断になるでしょう。
そのため、大口融資の審査にあたっては、非正規雇用ではなく、正社員や公務員が断然有利になることでしょう。
しかし、非正規社員でも大口融資が可能になるケースがあります。それは担保や保証人があるケースです。
最近では無担保でも500万円まで可能(アコム、etc)な会社もありますが、無担保で500万円借りることの出来る人は非常に稀でしょう。
したがって、定期預金や車など、すぐに現金化できる担保を用意できるなら、収入がそれほど多くなくても大口融資を受けることが可能になることでしょう。
大口融資を受けるにあたって、金利計算こそ最大のポイントと言えます。大口である以上、返済期間が長くなるのは覚悟しなければいけません。そして返済期間が長くなるということは、払わなければならない利息の額も大きくなるということです。
大口融資のカードローンで失敗される方の多くは、利息の負担を甘く見てしまう傾向があります。
ですから、借り入れ前に金利計算をしっかりとやっておき、その上で自分が借りるべき金融機関を決めることが大切になります。
実際に支払うことになる利息の計算式は、以下をご覧ください。
借入金額×金利÷365日×返済期間(日数)=払わなければいけない利息の金額
たとえば300万円の借入れを、法定金利いっぱいの「15%」で借り入れたとします。それを3年間かけて返済する場合…
300万円×15%÷365日×1095日(返済期間)=135万円(年間45万円の利息)
という、ものすごい金額の利息になることが分かるはずです。一方、別の金融機関の金利が「13%」だったとします。その場合は…
300万円×13%÷365日×1095日(返済期間)=117万円(年間39万円)
となり、その差は「18万円」になることが分かるでしょう。年間では6万円も節約できるのです。
このように、金利のパーセンテージだけ見ると大きな差を感じないのですが、もともとの借入金額が大きいため、計算してみるととても大きな差になることが分かります。
さらに違いを分かりやすく紹介するために、金利15%でも「2年で完済」というケースでもう一度計算してみます。
300万円×15%÷365日×730日(返済期間)=90万円
となり、3年かけて返済するより「45万円」も節約できるのです。これは非常に大きいと言えるでしょう。したがって、大口融資の場合「金利が低い金融機関で、短い返済期間で返済する」ことこそ、賢い利用法となるのです。
冒頭でも紹介しましたが、カードローンの最大の特徴は気軽さにあります。また最初の1枚を作っておけば、上限額まで好きな時に借り入れできることも大きなメリットの1つです。
しかしカードローンは金利が高めであるというデメリットも抱えており、金利だけに注目した場合、大口融資のカードローンより圧倒的に銀行融資の方が有利と言えるでしょう。
もちろん銀行融資の方はさらに審査が厳しくなる可能性が高くなります。なかなか無担保でとはいかないでしょう。
しかし、大口融資で完済までの期間が長くなることが分かっているならば、銀行融資の利用も念頭に置いたプランを建ててみるのもいいでしょう。
複数の金融機関から借り入れをしている場合、おまとめローンで大口融資を受けて一本化する方法があります。返済日を1つに絞れる(=管理しやすい)などのメリットもありますが、結果的に大口借入になるケースが多いと言えます。
たとえば20万円の借り入れを5社からしている場合、一本化することで「100万円の借入れが1社だけ」となるのです。
カードローンに詳しくない方の場合、何が何でも一本化した方が有利と考える方もいるようですが、一概にそうは言えないことも知っておきましょう。
現在の法定金利では、元本が100万円以上なら金利の上限は「15%」です。一方、元本が20万円なら上限金利は「18%」となり、見た目では「まとめた方が返済負担が減る」と思ってしまいます。
そして100万円の借り入れを15%の金利で、2年間かけて返済するとしましょう。この場合の返済金利は…
100万円×15%÷365日×730日(返済期間)=30万円
返済すべき利息は15万円となるのが分かります。しかし、20万円の借金を3ヶ月(90日)で返済した場合…
20万円×18%÷365日×90日=「約8880円」
となるのです。そして20万円の借り入れが「5社」あるため、「8880円×5社=44400円」という計算になります。
実際は5社からの借り入れをすべて3ヶ月で返済することは出来ないので、金額的にはもっと大きくなってしまうのは仕方ありません。しかしそれでも、利息の総額が30万円になることは考えにくく、どんどん返済できる環境さえ整っていれば、一本化にこだわる必要はないでしょう。
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