人と違うバンドTシャツを手に入れる方法~思い切り目立ちたい人へ
ヒステリック・グラマーからニルヴァーナのコラボデザインが登場するなど大人気のファッションアイテムとなっているバンドTシャツ。
ロック関連商品のネットショップを運営していた筆者が、人とは違うTシャツを手に入れるとっておきの方法を、あなたにそっと教えます!
ローリング・ストーンズのベロマークは正直どこにでも売っている!しかし偽物もあるので注意しましょう
▲ストーンズの人気が高いというよりはベロマークがひとり歩き中です。
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僕は昔、田舎のホームセンターの洋服売り場になぜか置かれていたローリング・ストーンズのTシャツを買ったことがあります。本物ではないと思いますが、妙に嬉しかったことを覚えています。
ストーンズのベロマークはさまざまな商品にも用いられていますが、それを身に付けている人がストーンズのファンかといえば、まったくそうではない場合も多いので注意が必要です。それだけ一般的に市民権を得ているということなんです。
僕の実家があるド田舎でも普通の量販店で買うことができるなんて、ベロマークの浸透の仕方ってすごいものがあります。だってストーンズどころか音楽ともロックともまったく無縁なおじいさんが着ていたりするんですから。実は本人が意識していたら驚きますけど。
ラモーンズのロゴTシャツを着ている女の子に「一番好きな曲なに!?」なんて聞くのは愚問です!
▲ラモーンズのデザインは別に本人たちを知らなくても着られるデザインです。
ストーンズ以外で定番中の定番といえばキッス、AC/DC、ラモーンズの3バンドが有名です。夏に街中で歩いていると、必ずこの3バンドのデザインを着た人とすれ違うといっても過言ではありません。かなり定番になっているんです。
こちらはストーンズよりもさらに認知度が低いので、着ている人が各バンドのファンである可能性はますます低くなります。
明らかにバンドマンな場合を除いて、女性が着ている場合は、ほぼ間違いなくバンドの音を知らないことが多いからです。
「グリッター」などの海外のファッションを紹介する雑誌を見てみると、「定番のファッション」として、ロックアーティストのデザインの衣服を紹介しているページをよく見かけます。
女性に人気な理由は、一流ファッションモデルのケイト・モスやハリウッド女優のジェシカ・アルバなどが自分のファッションアイテムに取り入れていたからです。
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実際にネットショップで商品を売っていた頃に、よく問合せをくれたのは「ケイト・モスが着ているTシャツはありますか?」などと言って雑誌の画像を送ってくる女性でした。
日本ではなかなか手に入りにくいデザインのものや、ヒステリック・グラマーなど店舗では販売しているものの高価でなかなか買えないものも多いですが、海外サイトでは比較的安価で、しかも変わったデザインのTシャツが入手できるんです。
少し頑張って英文の読み書きをすれば海外サイトから手軽に購入できる時代です
▲こうしてみてもさまざまな商品があるのがわかります。ブルース・リーまである!
たとえば僕が仕入れ先にしていた「インパクト・マーチャンダイジング」は一定額の最低ロッドを満たせばホールセール(卸売り)をしてくれていましたが、最低購入金額は100ドル(当時のレートで約1万円)でしたので、割と気軽に仕入れできていました。
もしまとめ買いをしたいのであれば、断然ホールセール会員になることをおすすめします。もちろんすべて英語ですのでやりとりには多少の苦労はありますが、あちらも商売ですので、親切に対応してくれて意外と簡単に購入可能です。
翻訳サイトを元に「contact」ページから卸売りで日本に商品を売って欲しいという旨のメールを出せばすぐに返事をしてくれますので、調べてみて下さい。もちろんまとめて買わなくても一枚からクレジットカードで購入することができます。
人気の商品はやはりAC/DC、ラモーンズを筆頭にミスフィッツやクラッシュなど、パンク・ハードコア系が多いようです。また、デヴィッド・ボウイやクイーンなどのレジェンドミュージシャンのデザインもよくみかけます。
オジー・オズボーンの商品は海外ではかなり種類があります
▲ランディ・ローズとオジーの泣けるデザインです。
ほかにもアメリカの「オールドグローリー」というサイトではジミ・ヘンドリクスやドアーズ、オジー・オズボーンなど品揃えは豊富です。膨大な量があり見ているだけでも飽きませんので、時間がある時にみることをおすすめします。
価格の相場はだいたい2,000円から3,000円程度です。ただし、そこに郵送費がかかりますから、ある程度のまとめ買いはした方が良いでしょう。どこのサイトでも日本への発送はたいてい可能です。
注意したいのがTシャツのサイズです。アメリカンサイズでMは日本人のLサイズになる場合もありますので、サイトに記載された寸尺表を良くみて理解した上で注文しましょう。
日本ではなかなか手に入りにくいアーティストの商品を手に入れれば、きっと他のバンドマンや音楽ファンと差がつけられますよ。
文・okamoto
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