ワンダフルな雪国の珍百景!犬のおしっこ芸術ドギーアートの世界
日本の雪国では毎年その時にしか見ることの出来ない名画が現れます。1回1回描くことに様々な表情があり、2度と同じ作品を作ることができません。
時には一晩でその名画が消えてしまうこともあり、なんとも儚いものです。あなたがもし見ることが出来たなら、消えてしまわないうちにカメラに収めてください。
まれに「おまけ」が落ちていることもあり、それに出会えたときはとても貴重です。
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■ドギーアートの作者はさすらいの画家
作者の名前を知ることは難しいでしょう。なぜなら、気の赴くまま好きな場所に描いてゆくからです。もしかしたら、その名画があった場所で毎日待ち伏せしていると会えるかもしれませんが、特定するのは難しいかもしれません。
■ドギーアートのキャンパスは10メートル
キャンパスの大きさに決まりはありません。私が出会った中で最も大きかったのは横幅10m縦3mほどあります。そのキャンパスにどう描くかは画家次第です。さすらいの画家達が一箇所に集中しているときもあれば、点々と描かれていることもあります。
■ドギーアートの画材は体内から
基本的には一筆書きですが、抽象画のようなスタイルです。色は一色で作者によって濃淡があり、評価する側によって好みが分かれます。描く画材は体内で生成され、描くまでにタイムリミットがあります。
それではこれより「ドギーアート」の写真をお見せしながら、批評をはじめます。応募されたドギーアートの中から、金賞を決めて自己満足させて頂きます。
では行きましょう!犬のおしっこアートの世界へ!!
エントリーNo1 北海道の黄色いナイアガラ
この大作はなかなか見かけることが出来ません!このおしっこの量、それと2匹同時にキャンパス描くとなるとまさに奇跡。淡い色合いが美しく繊細なタッチで描かれております。
このしだれ具合が、メス犬らしい柔らかな曲線を描いていますね。このキャンパスにワザワザ登って描くとは、少しおてんばな画伯かもしれません。私の予想によるとこの画伯はチワワかシーズーと思われます。大穴でパグかもしれませんね。
エントリーNo2 10mのキャンパスに大輪の花
全長10mもある道路というキャンパスのど真ん中に、大量のおしっこアートが広がっておりました。雪の壁のキャンパスではなく、こんなに大きなキャンパスを選ぶとは、創作意力が溢れだし壁に描くまで間に合わず、急いで描いてしまったのかもしれません。
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きっとせっかちな画伯なのでしょう。このようなパターンはオス犬である可能性が高いです。このアートの大きさから大型犬であることは間違いなく、恐らくシェパードやハスキー、ラブラドール・レトリーバーだと予想します。
エントリーNo3 一点集中型 的があると当てたいの
広大なキャンパスがあるというのに、こんな小さい的を狙ってしまうのはオス犬しかありえません。人間の男性も便器のある1点を狙って用を足すように、この画伯もちょうど良い的を見つけたようです。
しかし、色が薄い上に量も少ない!通常であればこの的を狙えば、全部黄色でもおかしくありません。
画伯の調子が悪い可能性が高いですね。
エントリーNo4 プリンの一筆書き
今まで1番濃い色が出ています。右に動くに連れ色が薄くなり遠近感を出していますね。台形のような形と色がプリンを想像させる一筆書きです。この勢いからすると中型犬の可能性が高く、タッチのクセからウェルシュテリアや甲斐犬、アイリッシュテリアが予想されます。
エントリー№5 グリコのおまけつき
ドギーアートの応募もこれがラストになりました。
ラストにふさわしい芸術品です。とてもレアなおまけの糞付きドギーアートです!!これはめずらしい!!
最近では飼い主のマナーが根付き、犬の糞をみかけることが随分と減りました。そんな中で未だに糞を持ち帰らない飼い主がいるというのはレア!珍獣です!!
おしっこアートの横におまけが落ちていることから、最初はおまけを落とすつもりがなかったけれど、アートを描いているうちにもよおしてきたな~。しちゃおっかな~~ブリリ!!というシチュエーションが思い浮かびます。人間でもよくありますよね。
動物の生理現象とアートがコラボレートした素晴らしい作品ですね。
さてエントリー作品が全て出揃いました。この中から私が選ぶ金賞は・・・・・。
「エントリーNo1 北海道の黄色いナイアガラ」です。
その理由は、何より私が写真撮影をして興奮した!!
なんでこんなところにおしっこが?! どんだけおしっこ我慢したのこの量すごすぎる。しかもダブルワンコでドギーアートとか絶対金賞狙ってしたでしょ!(ここに乗せている写真は2枚ですが、もっと撮影をしています。)
そしてこの撮影して、ひとり事でスゲーーー!と言っている瞬間に、玄関から住人がガラッと出て来て私は睨まれました・・・。ええ、そりゃー犬のおしっこにキャーキャー言いながら写真をとってるおばはんは異常です。
私はいたたまれなくなり、走って逃げました。家に戻ってスマホの写真ギャラリーを見たら犬のおしっこ画像だらけで、一体私は何をしているのだろうと自問したのでした。
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