引っ越しの『やることリスト』の、超わかりやすいまとめ
引っ越しは、人生のタスクの中でも「特に面倒なもの」の一つです。
デカルトの「困難は分割せよ」という名言にしたがって、引越のすべての作業を、わかりやすく分解してみました。
リストアップするとキリがないので「3×3」に分ける
心理学的に、人間の脳は「3つに分類」すると、理解しやすいと言われています。
(「走攻守」とか「心技体」とか「理由は3つある」とか、わかりやすい分類には「3」が多いですよね)
なので、引っ越しも「3」で分類してみましょう。まずは、
■①引っ越し前
■②前日&当日
■③引っ越し後
です。次に、これらをさらに3分割しながら整理しましょう。
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1.引越し前
これを3つにわけると、
■①手続き
■②荷造り(処分)
■③引越会社の手配
となります。個別に説明しましょう。
(以下、全部3分類します)
■①手続き
(1)物件(新居の手配、退去の手続き)
(2)ライフライン(電気、ガス、水道、テレビ、各種配達、ネットなど)
(3)役所関係(国保、印鑑登録、転出届or 転居届、転校届け、ペットの登録など)
■②荷造り(処分)
(1)荷造り (食器、本、衣類など)
(2)家具・家電の移動準備 (中を空にする、など)
(3)不要品処分 (売却、粗大ゴミなど)
■③引越会社の手配
(1)ネット見積もり
(2)商談(下見に来てもらう、など)
(3)契約・支払い
2.前日&当日
引っ越し本番です。これも下のように分かれます。
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■①最後の手荷物をまとめる
■②挨拶をする
■③引越作業に立ち会う
■①最後の手荷物をまとめる
→スーツケース1個分まででしょう。
■②ご近所への挨拶
→必要な場合。
■③引越作業に立ち会う
→これはそのままです。
3.引っ越し後
あと一息です。下の3通りです。
■①荷解き
■②手続き
■③近所への挨拶
■①荷解き
→家具は業者が配置してくれるので、ダンボールを開けて、食器などを入れます。
■②手続き
→「引越し前」の手続きと同じ内容です。
→「転入届」を14日以内に出します。
■③ご近所への挨拶
→必要な場合。
前日、当日は楽。物を持たない生活だったら、前後も楽
上の分類から出る結論は、
「前日・当日は意外と楽」ということです。
大変な部分は、
・引越し前…①手続き ②荷造り ③引越会社の手配
・引越し後…①荷解き ②手続き
の合計「5つの部分」だけであることがわかるでしょう。
(「近所への挨拶」などは、無しでいい場合も多いので)
そして「物を持たない生活」だったらもっと楽になります。
服・本・食器などをできるだけ買わなければ、荷造りをしなくていいですし、家具や家電をレンタルにしていれば、当日の作業もほとんどないですし、場合によっては引越会社すら使わなくていいかも知れません。
もちろん、4人家族などになると、家電製品をレンタルというのは難しいこともあるでしょう。
そのような場合は家具家電については仕方ないかも知れませんが、それでも「個人の持ち物」は減らせるはずです。
(これについては以前、「引っ越しでの断捨離」をおすすめする記事を書きました。そちらも読んでいただけたら幸いです。↓)
引っ越しの究極のコツ – 少しでも不要な物は、全部断捨離しよう!
物を持たない生活なら、作業は「手続き」だけ
上に書いたように、「物を持たない生活」を完璧に実践すると、何と引っ越し作業は「手続き」だけになってしまいます。
なので、実働時間に換算したら5時間もあれば終わってしまいます。
(物件探しのみ、それなりの時間を使うとは思いますが)
このページに長々と書いてきた、「引越でやることリスト」が、すべて無になるわけです。
(私の努力も無になるわけですが)
こう考えると、「物を持たない生活」というのがどれほど人間の生活を自由にしてくれるか、わかるでしょう。
どう考えても、こっちの人生を送りたいと思うのは、私だけでしょうか。
最近は車でも何でも「シェアサービス」が以前よりはるかに普及しています。
これらのシェアやレンタルのサービスを使えば、生活で不便な思いをすることは特にないでしょう。
私たちは、物との付き合い方を、もっと考えなおした方がいいのかも知れません。
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