引っ越し業者を使うメリットはどこにあるのか？またデメリットは？

プロを使う上でのデメリットとは？

引越し業者を利用することの、もう一つのデメリットは、自分たちの家財道具や衣類などを他人の手によって触れられるという点です。

特に女性の場合には、下着類など男性の作業員には目にして欲しくないものがあります。

自分のプライベートな世界に他人が入りこむということに対して、心理的な不快を感じる人も少なくないと思います。

こういったデメリットを解消するためには、引越し業者には大型の家具や家電の運びだしや運搬などの自力では大変な作業だけを依頼し、プライベーにかかわる荷造りなどは自分でやるという方法を選択することもできます。

また、最近では女性スタッフだけによる引っ越しサービスなどもあるようですので、検討してみるのもいいでしょう。

昔の転居は、親戚や友人、ご近所などが総出で皆が協力し合って行ったものです。

業者を頼んでも、運転手とトラックだけが来るだけで、荷物の運搬はもっぱら自分たちでするのが普通でした。

それだけに、当時の引っ越しはとても大変な作業で、男性は重たい家具や冷蔵庫などの慣れない運搬で疲労困憊となったものです。

また、素人ゆえに手際が悪く、時間もかなりかかりました。

今ほど家財道具が多くはなかったことや、家具のサイズが大きくはなかったので、素人でも力を合わせれば、何とかなったのでしょうが、現代でこれをやろうとするとかなりの困難を覚悟しなければならないでしょう。

素人がそいういった荷物を無理に運べば、落としたりぶつけたりして傷つけてしまうことになりかねません。

手伝うつもりが、家具を壊してしまってたりしては、手伝いに来た人も心が痛みます。

頼んだ方も頼まれた方も、気まずい思いをしなければならなくなります。

その点、引越し業者であれば、万が一のときのために保険に入っているので補償してくれます。

そもそも現代では、作業を手伝ってくれる親戚や友人などを見つけるのが大変です。

仮に、手伝ってくれる人が見つかったとしても、それなりの謝礼や食事代などを負担するのが常識ですので、自力でやる費用的なメリットもそれほどは感じないかもしれません。

また、家財道具がある程度の量になると、小さなトラックでは積み込めません。

それなりの大型のトラックが必要となり、仮にトラックを見つけられたとしても、それを運転できる人がいなければなりません。

そう考えると、荷物が少なくて近距離ならば自力で何とかなるかも知れませんが、ある程度の家財道具があるのであれば、多少のデメリットには目をつぶってでもプロの引越し業者にお任せするのが無難と言えるでしょう。

引越し業者を利用することのメリットは？

引越し業者を使うことのメリットは、プロゆえのその手際の良さにあります。

彼らは、大きな家具や重たいものを動かすテクニックを持っています。

傷をつけずに手際よくスムーズに荷物を運び出すノウハウは、素人には真似のできるものではありません。

また、最近の引越し業者は、ものを運ぶだけではなく、あらゆる作業をオプションで代行してくれます。

たとえば、タンスの衣類や食器類などをひとつひとつ段ボールに詰め、転居後にはそれを開けて元に戻すのは大変な作業です。

これらの面倒な作業も業者のオプションサービスを使えば、自分ではほとんど何もやることがないくらい楽をすることが出来ます。

やはり、自分が楽をすることができるという点が、引越し業者を使う最大のメリットといえるでしょう。

また、引越しにかかわる作業を業者任せれば、自分自身の時間を取られずに済むというメリットもあります。

日々忙しくしている人が、引っ越し作業のために何日も費やすのは大変です。

プロに任せれば、自分自身のやることは当日に立会い程度で済んでしまいますので、時間の節約になります。

肉体的疲労と精神的ストレス、時間のロス、の３つを軽減できることを考えれば、むしろ引越し業者に支払う料金が安く思えてくるかも知れませんね。

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