何をするにしても、安く済ませられるに越したことはありませんよね。
引っ越しだってなるべく費用を抑えたいものですが、実際には敷金や礼金、さらに不動産屋への手数料など、どんどんお金が出ていきます。
できることなら、引越し業者の料金くらいは安くしたいと思うのが人情というものでしょう。
引越し費用を抑えるコツはいろいろとありますが、意外と知られていないのが引っ越しする日を業者にすべてお任せするという方法です。
日時や曜日を一切おまかせすることで、見積もり金額が格段に安くなることがあるのです。
まずはたくさんの見積もりを取ることが基本
引っ越し費用を抑える方法はいろいろとあります。
何よりも重要なポイントは、業者選びです。
大手の業者はサービスこそ満足できるものですが、やはり見積もり金額となるとそれなりの数字になりがちです。
あくまでも費用にこだわるということであれば、中小の業者にまで視野を広げることによって安く引越しをすることが出来る場合が多いです。
また、中小の業者の中にも大手に負けないほどのサービスを提供しているところも少なくありません。
確かに大手は安心できますが、少しでも安くしたい場合は、あえて大手にこだわる必要はないといえます。。
一括見積もりサイトを使えば多くの業者から簡単に引っ越しの相見積もりを取ることができます。
最も安い料金を提示した数社と連絡を取り合い、さらに時期や曜日をお任せすることで、さらなる値引き交渉おこなってみるのもいいでしょう。
※引越し業者選びならオンライン一括見積もり~これが一番ラクで安くなる
(こちらのページも参考にしてください。)
閑散期を狙えば費用は半額以下になることも
業者選び以外にも費用を抑えるコツがあります。
それは先ほども書きましたように「日時や曜日を業者にまかせる」という方法です。
実は同じ引越し業者でも、季節であったり時間帯、または曜日によって料金が大きく異なることがあります。
閑散期にお任せでお願いすると、費用はなんと半額近くまで落とすことが可能だったりします。
1年の中でもっとも忙しい繁忙期は3月から4月上旬にかけてです。
学生や社会人など新生活をスタートさせる人が多いため、当然ながら引越し業者は忙しくなります。
確かにこの時期はテレビのCMなどもも増えますし、「忙しそうだな」ということはイメージ出来ると思います。
また、年末も割と忙しい時期です。会社の事務所移転など大口の引越しが多く、やはり高めの料金設定となっています。
ですから、逆に考えればそれ以外の時期にお任せをするのが安くするコツと言えるわけです。
最も安いとされるのは11月~1月や6月7月などの時期です。
たとえば3月には引っ越し料金が30万円かかるとします。これが閑散期の6月に日時までお任せであれば、一気にディスカウントされて20万円以下になることもあり得るわけです。
業者にしてみれば、自社のトラックや作業員のスケジュールが空いてしまったタイミングで仕事を入れることが出来るというのは、とても助かることなのです。
作業員を会社に待機させておいても人件費は発生していまいます。
それならば、たとえ半額近い料金であっても仕事を受注したほうがメリットがあると考えるわけです。
平日なら断然安い
曜日にもこだわってみるとさらにお安くできます。
引っ越しをしようと思ったとき、一般の人は何曜日に行うことが多いでしょうか?
仕事や学校などがある人であれば、引越しは週末に行うのが常識です。
そのため、土日祝日は業者に仕事の依頼がが殺到することになります。
その結果、業者も人手不足になってしまってアルバイトを雇ったり、下請けのトラックを確保したりして、料金が高くなってしまうわけです。
それが平日だとどうでしょう。
おそらく、ほとんどの業者が土日祝日にくらべるとスケジュールに余裕をもっていることでしょう。
そうなると、週末にくらべて断然料金がお安くなるというのは、考えるまでもなくわかるでしょう。
平均すると、平日の場合は土日祝日にくらべて2割前後安くなると言われています。
ただ金曜日に関しては若干件数が増えるようなので注意する必要があります。
引越し料金を安くするなら、月曜~木曜を狙うのがベストといえるでしょう。
もちろん、曜日に関しても業者にお任せするのが一番安くなることは言うまでもありません。
午後便やフリー便でさらにお得に
時間帯にも注目してみましょう。
実は引っ越しの依頼件数は、午前中のほうが圧倒的に多いという事実があります。
なるべく1日の早い時間帯にに新居への搬入作業を終わらせ、そのあと片付けをゆっくりやりたいと考える人が多いためです。
費用を抑えるためには、人と違う少数派の行動を取る必要があります。
つまり午前ではなく、「午後便」を狙っていけば安くなる可能性が高いということになります。
さらにお安くする場合は「フリー便」という方法もあります。
これは午前中及び午後の業者の作業が一通り終わったタイミングで作業開始となるものです。
作業を開始する時間は業者のお任せとなるので、それなりに待たされる覚悟が必要です。
場合によっては夕方以降に作業を開始することになるかも知れません。
しかし待った甲斐があると思えるほど、費用を安く済ませることが出来ると思いますので、あまり開始時間にこだわらない方は、ぜひ利用してみるといいでしょう。
最も引っ越し費用を安くできる方法は「5月~6月の閑散期の平日、午後もしくはフリー便」、そして詳細は業者にすべてお任せのパターンになります。
このパターンであれば、通常の半額以下になる可能性があるので覚えておいて損はありませんよ。