無事大学に合格して安堵する暇もなく、慌ただしく引越しの準備に取り掛かるという学生さんやその親御さんも多いことでしょう。
新入学に伴って、親元を離れて学生として新たな新居での生活を始めるための最初のお大きなイベントが引越しといってもいいと思います。
しかし、新たな生活を迎える学生や親御さんにとって、新入学に伴う経済的な負担はかなりのものになります。
少しでも、引越しの費用を抑えたいと考えるのは当然です。
もちろん学生ですから大した荷物はないのですが、ほぼ同じ内容で複数の業者に見積を依頼すると、その金額には大きな開きが出ることがあります。
一番安いところと一番高いところでは2倍以上の開きがあることも少なくありません。
専用プランのある業者を選びましょう
学生が引っ越しをする場合、荷物はそれほど多くないのが普通です。
ですので、できれば専用のプランを用意している引っ越し業者を選びましょう。
業者によってはどんなに荷物が少なくても、トラックを1台チャーターすれば、それなりの料金となってしまうことがあります。
荷物が多めの場合はそれで問題ありませんが、学生の場合はかなり割高になってしまうことがほとんどです。
一方、単身パックなどの専用プランの場合、最初から荷物が少ないことを前提に料金が設定されていますので、ムダがなく、格安になることが多いようです。
家財品を買い揃えるのなら直送がベスト
これから一人暮らしをする子供のために、新居用にさまざまな家財品を買い揃えるという親御さんも多いかと思います。
しかし、それをすべて一度持ち帰って荷造りをしていては手間も費用もかさんでしまいます。
転居先で買い揃えるのがベストですが、どうしても先に買い揃えたいというのであれば、量販店の配送サービスなどを利用して転居先に届けてもらうようにしましょう。お店によっては全国各地への配送料が無料となっていることもありますので、これを上手に利用することでかなりのコストダウンになります。
専用のプランならもっとお得に?
業者によっては、通常の単身パックとは別に学生向けのパックプランが用意されていることもあります。
また、専用プランではなくても学割制度を採用しているところも少なくありません。
こういったプランを利用することによって、さらに料金は安くなります。
学割プランの割引率は業者によって異なっていますが、中には30%以上も値引きされるケースもありますので、たかが学割と言って侮ることはできません。
また、料金の割引ではなくオプションを無料で利用することができるというサービスを用意している引越し業者もあります。
荷解きや家具の配置オプションなどを無料で追加することができれば、初めての引っ越しであってもそれほど戸惑うことはないでしょう。
見積の段階ではこの学割が適用されていないこともありますので、しっかりと学生であることを最初から伝えておくのも一つのポイントとなります。
一社は学割が適用されているのに、もう一社は適用前の見積額だった、というのではしっかりと比較することはできません。
基本料金ではなく、学割適用後の最終的な支払額で比較するのが大切なポイントとなります。
業者を探す時には、しっかりと自分が学生であることをしっかりとアピールするようにしましょう。
まとめ
大学の受験費用や入学金、授業料、アパートの敷金や礼金など、新入学時には本当にお金が掛かるものです。
これらの多くは、コストカットをするといってもなかなか困難なものが多いのですが、引越しに限ってはやり方次第で費用を大幅に安くすることが可能になります。
引越し業者各社の学生向けのサービスや学割などをうまく活用して、経済的な負担を軽くしたいものです。
そのためには、多くの引越し業者を比較して、少しでも安い学生向けプランを提供している業者を見つけるようにしましょう。