引っ越しの当日にあわてないために覚えておきたい「やるべきこと」

荷造りも終わり、あとは引越し業者にお任せするだけ。引っ越し当日は依頼者であるあなたが「直接の作業」を行うことはほとんどありません。引っ越しの経験が豊富な人ならわかっているかと思います。

しかしあまり経験のない方だと「何かしなくちゃいけない?」とオロオロしてしまうかもしれません。そこで、「引っ越し当日の依頼主の立場、やるべきこと」を覚えておきましょう。

あなたがしっかりするだけで引越し業者の作業もかなりスムーズになります!

当日にスタッフが来る前に準備しておきたい3つのこと

引っ越し当日は作業がスムーズに行えるようにいろいろと準備をしておきましょう。まず始めにやっておきたいのがこの3つ。「引っ越し時間の確認」「食事やその他の身支度」「手荷物の確保」です。

引越し業者が何時にやってきて、作業時間は何時までなのかを確認しておきましょう。時間を超過すると料金が加算されるケースもあるので注意してください。

また作業中は必ず立ち合いが必要になります。あらかじめ食事などは済ませておいてください。自分で運ぶ予定の荷物はバッグなど持ち運びやすいものに入れておきましょう。わかりやすくしておき、段ボールと一緒に運ばれてしまったなどないように気をつけてください。

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業者との事前打ち合わせがスムーズな作業につながる

引越し業者のスタッフが家に到着したら作業前に「打ち合わせ」を行いましょう。こちらから言わなくても、業者の方から聞いてきてくれるはずです。

打ち合わせする内容は時間や荷物の種類、荷運びの順番などです。時間については作業に合わせて引越し業者がペース配分をするのでお任せしてしまいましょう。

重要なのは荷物に関することです。取扱いに注意が必要な荷物や家具の傷などは必ず伝えましょう。後々のトラブルになることがあります。また荷物を運ぶ順番も伝えておくと効率良く作業が進みます。

たとえば転居先の間取りに合わせるのも良いでしょう。「寝室が奥なので、最初に運んでほしい」「キッチンから荷解きをしたい」などあらかじめ伝えておけば、引越し業者もその通りにやってくれます。

また掃除機など最後に積むものも伝えておきましょう。気が付いたらもっていかれて掃除することができないなんて事態を避けるためです。

最後に転居先の住所も再度確認しておきましょう。ごくまれにうっかりミスということがあり得るからです。他にも引越し業者に「お願いしたいこと」があれば事前に伝えましょう。

プロに任せて監督・指示役に徹する

実際の引っ越し作業に入ったら依頼主であるあなたは「監督・指示役」に徹しましょう。下手に手を出すと作業の邪魔になってしまいます。プロの仕事を信じて任せてしまってください。その代わり、スタッフの仕事はしっかりチェックをしておいてください。

ほとんどあり得ませんが、「荷物を落としてしまった」「家具を傷つけてしまった」などのトラブルも起こる可能性はあります。また貴重品などうっかり業者が積み込んでしまうこともあり得ます。全体を見渡してトラブルを起こさないよう、もし起きてしまってもすぐに対処できるようにしましょう。引っ越し当日は「監督・指示役」に徹することが大切です。

もしも引っ越しで家具を傷つけてしまったら下記のページをご参考にしてください。
http://www.siruzou.jp/hikkosigyousya/toraburu/73/

ゴミだしの確認も大切

引っ越し当日は作業だけでなく、掃除や出たゴミの処理にも気を配る必要があります。場合によっては引越し日の前日まで荷造りをすることもあるでしょう。ゴミが出ることもあります。当日も掃除後に多少はでるでしょう。

こうしたゴミはもちろん、その辺に捨てるわけにはいきません。処理に関してあらかじめチェックをしておく必要があります。基本的には新居に持っていくことになるはずです。

引っ越し当日が土日で収集を行っていない場合はいったんゴミ出しは保留で、新居にスペースを確保し、引越し業者にまとめておいてもらうように伝えておきましょう。

新居にゴミを持っていきたくないという人は大家さんや管理会社に「ゴミ出し」について尋ねてみましょう。場合によっては彼らにお願いできるケースもあります。ゴミの処理は意外と大変なこと、事前に必ずチェックしておきましょう。

引っ越し当日で大切なことは、事前の打ち合わせと監督役に徹する意識です。肉体を使う実作業はプロである引越し業者にまかせ、依頼主はその他の細かい部分に気を配っていってください。

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