引っ越しをするさいには、誰でもなるべく費用を抑えたいと思うものです。
そのためには、絶対にかかせないのが相見積もりです。
相見積もりによって引っ越し業者の料金を比較することで、大幅なコストダウンにつながることになります。
時期やタイミングによっては料金が50%も安くなるケースもあるようです。
しかし、複数の引っ越し業者から相見積もりを取るのはなかなか面倒なものです。
最近では一括見積もりサービスなどという便利なシステムがあり、引っ越しの相見積もりを無料で簡単に取得できるようになっています。
大手はサービスがいいけどやっぱり高い?
ひと昔前は引っ越しというと大手の独壇場といったイメージがありました。
TVCMでお馴染みの「サカイ引越センターやアート引越センター」などを利用したことがある人も多いことでしょう。
やはり大手はサービスも充実していますし、何より対応が誠実で素早く気持ちがいいものですよね。
しかしその分「料金が高いなぁ」と感じることがあるのも確かです。
大手の業者はサービスが良い分、作業員の教育や広告費にたくさんの経費をかけています。
そのため、そういった経費が料金に反映されてしまうわけです。
でも中には「サービスは必要最低限でいいからとにかく安いところがいい」という人もいるでしょう。
そういった場合は、大手だけでなく中小の業者にも相見積もりを出してもらい、料金とサービスのバランスを考えて自分の納得できる業者に仕事を依頼するといいでしょう。
安く引っ越しをするなら相見積もりで料金比較は絶対
たくさんの会社から相見積もりを出してもらうのは、思った以上に手間がかかることです。
1社ずつ業者を呼んで見積もりを作成してもら、そのうえで料金を比較して業者を決めるとなると、それこそ1日がかりの作業になってしまいます。
結局、相見積もりがを取るのが面倒になって、ある程度の妥協で業者を決めてしまう人も意外に多いようです。。
しかし最近では、ネットを利用して引っ越しの相見積もりを取るのがとても簡単になりました。
「一括見積りサイト」を利用することで、無料で簡単に引っ越しの相見積もりを取ることができます。
いちいち自分で業者を探してアポを取らなくて済むので、非常に楽です。
そうやって相見積もりさえ手に入れば、あとは業者の料金を比較して自分の納得のいくところと契約をすればいいわけです。
相見積もりなら一括見積もりサイトが便利
引っ越しの相見積もりを取るための一括見積りサイトの使い方はとても簡単です。
現在の住所、転居予定の住所、部屋の間取り、荷物のおおよその量、引越し希望日などいくつかの項目を入力します。
ほとんどクリックだけで済んでしまうので数分もあれば入力が終わるでしょう。
最後に見積もりボタンを押せば、自動的に数社分から引っ越しの相見積もりが手に入ることになります。
一括見積もりサイトはいくつかあり、それぞれに登録されている業者が違います。
なるべくたくさんの見積が欲しいという人は2~3サイト試してみてもいいかも知れません。
こちらのページも参考にしてみてください。
「引っ越し一括見積もりサイトの特徴と失敗しない引越し業者の選び方」
業者に上手に値引き合戦をさせる裏ワザ
見積もりサイトに登録している業者はユーザーに相見積もりをされていることを知っています。
つまり他社と競合している、比較されているということを理解したうえで見積もりを作成してくるわけです。
そのため、あまりに高い金額の見積もりを提示くる業者はほぼいないと思っていいでしょう。
仮に高い感じる業者がいたとしても、なにか見落としや勘違いがあるかも知れないので、気になる場合は確認してみるといいでしょう。
基本的には提示された額がそのまま「引っ越し費用」となるわけではありません。
さらにそこから値引き交渉をするのが通例です。「かなり安い!」という業者でも実はさらに値引きできる余地があるというわけですね。
最終的な料金は実際に家を訪れ、荷物の量を目で確認してから決定されます。
相見積もりをもらた業者のなかから安いと思った数社に来てもらい、最終的な料金を出してもらいましょう。
交渉の際は、一番安かった業者の金額を例に出してこんな交渉をしてみてください。
「A社というところはこれくらい安かったんですけど、これより安くなりますか?」という感じです。
どうしても受注したい業者ならば、がんばってさらに値下げしてくれるでしょう。
相見積もりで目星をつけ、さらに値引き合戦をさせるというわけですね。
ちょっとずるい気もしますが、この流れで交渉すれば想像したよりもはるかに安い料金で引っ越しをすることができるでしょう。
引っ越そのコスト削減のために、ここはぜひ心を鬼にして試してみるといいでしょう。
一括見積もりサイトに登録している業者は、そういったことには慣れっこになっているので、あまり気にしないようです。
関連記事:引越し見積もりの取り方で料金が50%も違ってくることがある?