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Photoshopの小技~作業をやり直さずに写真の補正だけを調整する

2014.08.08

Photoshopの小技~作業をやり直さずに写真の補正だけを調整する はコメントを受け付けていません

イメージメニューにある「色調補正」。

元写真に直接補正してしまうと、当然、その後で「あぁ~、ちょっと違ったかな…」なんて思ったときのやり直しが大変となります。

「ヒストリー」パレットからさかのぼって元に戻すこともできますが、あまりにも作業を重ねた後ではすでに調整するために戻れなくなっている場合もありますし、なによりも、途中にある別の加工作業も一緒になしの状態となってしまいます。

「新規調整レイヤー」を使ってみましょう

「あ~あ…」なんてため息が聞こえてきそうなこれ。レイヤーメニューにある「新規調整レイヤー」を使えば、そんなため息もつかなくなります。

新規調整メニューは、色調補正だけをやり直すことができるという便利な機能をもつレイヤー。

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写真の上に調整レイヤーを重ねることで、補正をしたようにみせてくれるのです。もちろん、元画像はそのままです。

調整レイヤーを適用する

新規調整レイヤーを選択すると、ダイアログボックスが出てきますので、整理しやすいように名前を付けておくと後でわかりやすくなります。

そして、通常の補正作業と同じようにおこないます。

調整レイヤーを作成するには、レイヤーパレットの下部にある「塗りつぶしまたは調整レイヤーを新規作成」をクリックして、出てきたプルダウンメニューから選ぶ方法もあります。

その場合、まずは背景を新規レイヤーにして作業できるようにします。

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調整レイヤーなら好きなときに何でも修正が可能です

レイヤーパレットの下部

そして、補正した内容を修正する場合は、調整レイヤーにあるレイヤーサムネイル部分をダブルクリック。

適用された設定値の色調補正のダイアログボックスが表示されるので、その設定値を修正していきます。

この作業は、好きなときに何度でもおこなうことができます。

ダイアログボックスの画面

また、写真全体ではなく、一部分だけに調整レイヤーを作ることも可能で、補正をおこないたい部分を選択し、それに対して調整レイヤーを作成。

すると、表示される調整レイヤーの右側にはレイヤーマスクが作成されることとなります。

通常であれば真っ白ですが、範囲を限定している場合は調整する部分だけが白くなり、後は黒くなります。

選択範囲を選ぶ

このように、調整レイヤーを使うと補正もやり直しが間単にきくように。補正作業も楽なものとなるのです。

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