
自動車保険会社は現在かなりの数があり、どれを選ぶか迷うこともあるかと思います。保険料やサービスの内容、いざという時の対応力など基準はいろいろとあることでしょう。さまざまある選定基準の中でも頭を悩ませるのが「オリジナルの特約」です。各社特色のある商品があり、どれも魅力的なものです。
なかでもソニー損保の自動車保険の「おりても特約」は注目度の高い商品となっています。どのような特徴・メリットがあるのかをご紹介いたしますので、自動車保険会社選択の参考にしてください。
カーライフを総合的に守ってくれるオリジナル商品
おりても特約はソニー損保が提供するオリジナルの商品です。普通、自動車保険というと「運転中・乗車中」に補償されるのが当たり前です。車から降りてしまえば、そこから先のケガや事故はまた別の保険、たとえば傷害保険のようなものになるかと思います。
おりても特約は契約者のカーライフを総合的に守るという観点から、「車に乗っている」時はもちろん、「車から降りている」間も「出先の物品」についてまでを補償してくれるという非常に特徴的な特約となっています。
たとえばマイカーを利用して週末旅行に出かけた際、そこで起こったトラブルのほとんどは、このおりても特約によってカバーできてしまうのです。ドライバーが車から降りても守ってくれる、心強い特約といえます。
降りてからのケガを補償
おりても特約の特徴は3つの特約がセットになっていることです。まず一つ目は、おりても傷害特約と呼ばれるもの。マイカーを利用して出かけた先で「降りてから」のケガが補償されます。
たとえば、「スキー中に転んで骨折をしてしまった」「サッカーの試合に参加してプレー中に強く接触し脱臼をした」「サーフィンでボードが頭に激突し重篤な後遺症を負った」などといった場合に補償される特約です。
補償のタイプは3タイプあり、記名被保険者本人が補償される本人型。被保険者とその配偶者が範囲となる補償夫婦型。被保険者とその家族が対象となる補償家族型から選ぶことができます。死亡・後遺症害であれば、500万円まで、ケガによる入院で1名につき日額5000円、通院ならば1名につき日額1500円が支給されます。
直接的なマイカー利用でなくても、傷害保険並みの手厚い補償が受けられるのが、おりても傷害補償特約の特徴となります。
車外の対人・対物事故もカバー
二つ目のセットは「おりても賠償責任補償特約」です。契約した車で出かけ目的地にて降りた後に、人や物に対して損害を与えてしまった時に補償される特約となります。
「買い物をしているとき、うっかり商品を壊してしまった」「スノボで他人と接触し大ケガを負わせてしまった」といった場合に補償をしてくれます。
対象者は被保険者の家族全員となり、1事故につき最大で1億円まで支払われます。対人・対物事故は車を降りてからでも起き得るものです。出先でのトラブルは不安もいつも以上に大きくなってしまうもの。そんな時にあると心強い特約といえるでしょう。
身の回り品が壊れても安心
最後は「おりても身の回り品補償特約」。一般的な自動車保険会社では「車内身の回り品特約」というものが存在していますが、ソニー損保の「おりても特約」はその進化版ともいえる存在になります。
通常の特約では車内に積まれたものに対してのみ保険金が支払われますが、「おりても」ならば出先で車を降りてから、持ち歩いていた所持品に損害を受けた場合にも保険金が支払われるのです。
「旅先でビデオカメラを壊してしまった」「スノーボードが転んだ際に破損してしまった」などでも補償されます。
上限金額は補償期間中を通して総額10万円までとそれほど多くはありませんが、「車から降りても適用される」ことを考えればかなりメリットはあると言えます。
幅広い補償は魅力!つけて損はなし
3つの特徴があるソニー損保独自の特約「おりても特約」。他社の自動車保険と比べて独創的な内容で、これまでにない幅広い補償範囲は非常に魅力的です。普通の傷害保険より安い保険料で付帯することができるため、お得感はかなり強いと思われます。
ダイレクト自動車保険をソニー損保に選ぶのであれば、つけておいて損はない特約といえるでしょう。ぜひご検討ください。
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