自動車保険はライフスタイルの変化と同時に見直しをしましょう

自動車保険を見直して変更する理由とはなんでしょうか。「料金を安くしたい」「特約など内容を見直したい」これが一番多くの理由だと思います。

しかし、なぜ「料金を安くしたくなったのか」「なぜ内容を見直したくなったのか」を考えてみると、その理由はライフスタイルになんからの変化があったからのはずです。

ここでは、ライフスタイルの変化に応じた賢い自動車保険の見直し方法について詳しく書いてみたいと思います。

状況が変われば補償も変わる

車を新車に買い替えることにしたとします。今まで乗っていたのが低価格で手に入れた中古車だとしたら、これを機会に車両保険に入ろうと考えるのは普通です。

その際、もし全損事故を起こしてしまったときに、条件さえ整えば新車をもう一度手に入れることができる金額を補償してくれる「新車特約」もつけようとするかもしれません。

「やむを得ない事情で転職することになった、このままの保険料では支払いがきつい」といったライフスタイルの変化があれば、これも補償を見直すきっかけになります。

今まで通勤に車を使っていて、新しい職場は電車通勤になったなら車の使用目的から「通勤・通学」「仕事での使用」を外して料金を抑えることができます。休日しか使わないことになれば、当然年間の走行距離も減ります。年間走行距離条件を減らすことで、そこでも料金を削ることができます。

運転者の年齢制限を設けているなら、子どもが免許を取ったときに特約を変更しなくてはいけなくなります。その時、年齢制限を全部解除するのか、年齢制限はそのままにして自分の子どもだけカバーされる「子供特約」にするのか、年齢制限無しで家族だけが運転する「家族特約」を選ぶのかで料金は変わってきます。

無事故無違反で5年間経てば運転免許がゴールドに変わります。もちろん自動車保険料も安くなりますから、ここで見直さない手はありません。

年を重ねて運転に自信がなくなってきた、そろそろ免許を返上しようと考えているなら、自分の親族にいままで実績を重ねてきたノンフリート等級をそのまま譲渡することができます。

ライフスタイルに変化が訪れたとき、人生の節目節目で契約の内容を見直すのはとても大切なことです。

そのままにてしておけば肝心なときに役に立たない

変化が起きたのに自動車保険を見直していないとどんなことが起きてしまうか考えてみましょう。

金額的に考えても無駄な部分が発生しているはずです。

30歳を超えているのに自分しか運転しない車に年齢制限をつけていない。免許の色がゴールドになったのにプランの内容を変更していない。仕事に使わなくなったのに、レジャーや日常の仕様のみに設定していないなどなど、これらを全部見直してみると、補償額は同じで年間の保険料はかなり安くなります。

事故が起きたときに適用対象外になっていませんか。

結婚して知り合いも増え、友人や知人とレジャーに出かけることが多くなって他人の車を運転したり、自分の車を人に貸したりすることが頻繁にあるのに、今の契約では自分が運転中にしか適用されない特約をつけたままになっている。

子どもが大きくなって運転するようになった。しかしドライバーの年齢制限が高齢のままになっている。または、子どもが友達と一緒にドライブに出かけるようになったのに、自分の子どもが運転しているときだけ適用される特約がそのままになっている。

車を買い替えた。契約の名義は自分のまま変わらないのだからとそのままにしている。

こうしたライフスタイルの変化にもかかわらず保険をそのままにして、もし貸した車で知人が事故を起こしたら、子どもが、その友達が運転中に子を起こしたら保険は適用されません。車を買い替えたときも「車両入替」手続きを行わないと新しい車には保険がかかっていない状態です。

料金は支払っているのに、肝心なときに役に立たないことになってしまいます。

車を買い替えたときの保険の手続き方法についてはコチラをご覧ください。

年に1度、更新時期には見直したい

ライフスタイルの変化は自動車保険の内容を見直して変更する大きな理由です。でも、更新にいって免許の色が変わったときに「さあ、保険も見直そう」とは思いつかないものですし、友人と車の貸し借りをするとき、自分の車の補償内容がどうなっていたかまで考える人もそうはいません。

せめて年に1度、自動車保険の更新通知が来たら、自分の生活がどう変化したのか、どう変わっていくのか考えて補償の内容も見直していきたいものです。

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