ファミリーバイク特約は家族の移動手段に合わせて入りましょう

郊外であっても都市部にお住まいであっても、あると便利なのがファミリーバイク、つまり原動機付自転車です。車を使うまでもない、ちょっとした買い物やお出かけの際に非常に活躍してくれます。燃費もいいですから、普段使いは原付という人もいらっしゃるのではないでしょうか。

そんな方ならば気に留めておきたいのが「ファミリーバイク特約」です。自賠責よりも手厚い補償があり、いろいろとメリットがあるのです。ここではファミリーバイク特約について具体的にご説明いたしますので参考にしてください。

バイクでも重大な事故は起きる

車とバイクでいえば、重大な事故が起きやすいのは明らかに前者です。物理的に大きく、スピードもでますから当然ですよね。とはいえ、小さいから・スピードがでないからとって「バイクは事故が起きない」「軽い事故しかない」とは言い切れないものです。

むしろ、車に比べたら安定性はありませんし、防御力もほぼないのでちょっとしたことでも大事故につながる可能性はあるのです。

自賠責だけでは足りないことも

実際、原動機付自転車による重大な事故は少なくありません。対物・対人問わず、思ったよりもたくさんの人が大きな損害を被っているのです。原付は免許を所持し、自賠責にさえ入っていれば誰でも運転することができます。「気楽に乗れる」というのはメリットではありますが、事故に関して言えばとても軽い気持ちではいられないのです。

何らかの重大な事故があった場合、自賠責の補償だけでは賄いきれるものではありません。稀なケースではありますが、万が一死亡事故にでもなれば大変な事態となってしまうのです。そんな時の強い味方がファミリーバイク特約となります。

特徴を見ていきましょう

上記のような点を踏まえ、ファミリーバイク特約についてみていきましょう。ポイントとしては、「125㏄以下の原付の事故を補償」「人身型・自損型がある」「本人と家族が補償対象となる」という特徴があります。

一番注目したいのは、ファミリーバイク特約の場合「家族も補償される」という点です。たとえば、お父さんが自動車保険の契約者で、高校生の息子さんが原付を乗るなんてケースはけっこうあると思います。

この場合、契約者であるお父さんが「ファミリーバイク特約」をつけてあれば、ご自分はもちろん、息子さんが原付で事故を起こしてしまっても補償されるのです。まさに「ファミリー」を守ってくれる特約というわけですね。

手厚い補償内容

ファミリーバイク特約では記名被保険者本人、その配偶者・家族・配偶者の別居中の未婚の子までが補償されます。一般的に、被保険者からみて家族とみなされるような人物であれば全員OKというわけです。

幅広い範囲に加えて、ファミリーバイク特約は補償内容も比較的充実しています。事故による損害賠償金は年々増える一方ですが、そうした時勢に合せるように対人・対物賠償は無制限となっています。人身傷害も1億円と充分な金額となっているのを覚えておきましょう。

ちなみに自動車保険の主契約の補償内容と基本的には同一となるので、たとえば対物を1千万円上限としているなら、ファミリーバイク特約もそれに準じます。特約を付ける場合は、主契約の補償内容を確認することを忘れないようにしましょう。

入るべき?家族の状況で判断しよう

車ではなく、原付にかかってくるファミリーバイク特約。入るべきか否かの判断基準は実に簡単明瞭です。本人、もしくは家族のうち誰かが「原付に乗ることがある」という場合はつけておいて絶対に損はしない特約といえます。

自賠責では賄いきれない部分をしっかりと補償してくれますから、ファミリーバイク特約に加入していれば突然のトラブルでも焦ることはなくなるはずです。

逆に、「誰も原付に乗っていない・乗る予定もない」というのなら、つける必要はまったくありません。保険料の払い損になるのでやめましょう。

自分と家族の移動手段の都合に合わせてファミリーバイク特約の付帯是非を判断してください。

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