共栄火災の自動車保険は地味だけどしっかり確実なサービスが特徴

地域密着、素朴でありながら確実な保険を展開するのが共栄火災の特徴です。オプションの数は少ないですが、付けておいて損のない確かなものを取りそろえているので、車の使用が多い人は検討してみる価値があると言えるでしょう。

農村漁村への保険普及がはじまり

共栄火災の歴史は古く、前身である「産業組合」がはじめた農村漁村に対しての保険提供に至っては1942年までさかのぼります。

そもそもの目的が農村漁村への保険普及であったため、現在でも農林畜産業を行う人々が多い北海道・東北といった地域に加入者が多いのが特徴です。そのため、都心部においては加入者は少ないと言えるでしょう。

地味だが堅実。標準的なドライバーには最適なプラン

共栄火災が展開する自動車保険が「KAPくるまる」です。内容としては「他車運転補償特約」などが自動でセットされるなど一般的なものであり、「車両新価保険」をオプションとして選択することも出来ます。そのため、代理店型自動車保険としての補償については必要十分と言えるでしょう。

しかし、人によっては選べる特約などの少なさから、物足りなさを感じる場合もあるでしょう。その場合は、他の損保会社の商品を検討してみる方が良いかも知れません。共栄火災はあくまで、標準的なドライバーに適した保険であると言えます。

割引項目が多い?自分が使えるものをチェックしよう!

共栄火災が用意する割引の項目は以下となります。

・新車割引
・福祉車両割引
・多数契約割引
・複数所有新規割引
・運転者家族限定
・運転者本人・夫婦限定
・長期優良契約割引

保険プランの内容とは異なり、割引については項目が充実していますので、適用できるものが多ければ保険料を安くすることも可能と言えます。また、リスク細分化型を採用しているので、4区分に別れた年齢条件によって割引を受けることもできます。この点は都度、確認しておくと良いでしょう。

その他のサービスも必要十分!特に「ちょうき安心」は注目!

「KAPくるまる」に代車費用特約と車内携行品損害特約を付けた車両保険を追加で契約すると各種費用限度額がアップしたロードサービスを利用できるようになります。これを「KAPくるまるワイド」と呼びます。

内容としては、最大15万円まで補償してもらえる車両搬送・引き上げ費用。事故現場が自宅から20km以上離れている場合にもらえる移動費用(~2万円)、宿泊費用(~1万円)などです。その他にも、地方では嬉しい法律や税務、年金などについて無料で相談が出来るサービスも受けられます。

また、他社ではなかなか見ない最長5年という長期間の契約(「ちょうき安心」プラン)をすることもできます。このプランに加入すると、保険料が約3.5%程値引きされ、非常にお得となります。

また、契約時に加入者がゴールド免許保持者であれば、もしも契約期間中に事故などで免許証の色が変更になったとしても、割引の適用が続きます。人によっては非常に使い勝手の良いプランと言えるでしょう。

事故時の対応は安心

共栄火災の事故対応などについては、加入者が少ないこともありますがあまり悪い口コミはありません。内容もサービスも、素朴ではありますが確実だと言えるでしょう。

ちなみに、とても特徴の少ない一般的な保険内容となるので、加入の際は付き合いのある代理店の社員などの勧めから、というパターンが多いようです。

派手さはありませんが安心・確実な補償を受けられる共栄火災の自動車保険。特殊な事情などがないのであれば、加入しておいて間違いはありません。地方在住で車を良く使用するドライバーは検討してみてはいかがでしょうか?

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

ページ上部へ戻る