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長靴に穴が開いたら捨てる?~もったいない!まだまだ使えます

今やゴム長靴は、靴屋などに行かずとも総合ショッピングセンターなどで、安く簡単に手に入るようになりました。

一方で、安価な素材で大量生産しているため、半年も持たずにひび割れし、浸水する事も珍しくありません。

使い手の私たちも、わざわざ修理して使うなら…とすぐ買い替えに走る傾向にあり、修理をしながら使うという発想そのものが無くなっているようです。

物を大切にする精神が失われつつある中で、ゴム長靴は特に顕著です。

私は、穴の開いたゴム長靴の使用歴がついに半年へ突入しました。その間に獲得したノウハウを少しでもあなたにお伝えできればと思います。

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最も負担のかかる、親指の付け根部分から壊れていく

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踏み込む際の長靴の歪みが、もっとも集中する箇所が親指の付け根部分です。この部分はもっともひび割れしやすいものです。特に、最近の安い材質で作られた大量生産品ならば、半年もたない場合も珍しくありません。

私の場合もこの部分が左右両方ひび割れています。しかし全体的に見れば、捨てるには惜しい状態です。

晴れた日にのみ使えばまだまだ使える!

長靴に水が入るのはどうしようもありません。受け入れましょう。穴が開いているとは言え、長靴は幾重にも重ねられているので、実は水が浸水してくる以外には問題がなかったりします。

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「晴れた日しか履けない長靴に意味はあるのか?」などと、考えてはいけません。冬期間ならば雪の中でも完品と同様に使用可能です。

私の場合は、犬の散歩時に長靴を使用しています。散歩コースが林の中なので、天気にかかわらずスニーカーでは不都合なのです。

しかし、貧乏くさい穴のあいた長靴を第三者から見られるのは嫌なものなので、視覚的にごまかすための方法を色々と考えてみました。

形が歪まないように使うには、かかと歩きがいちばん?

ひび割れた状態ならば、靴の形が歪まないように歩けば、少なくとも見た目は保たれることになります。そのためには、つま先を曲げないように歩く必要があります。

一方かかと部分は、もっとも硬く変形しにくい構造をしています。この部分のみで歩けば、長靴の寿命は飛躍的に伸びるわけです。ということで、かかとのみでの歩行を実践しました。

つま先部分を曲げないように、かかとのみ着けて歩くとひび割れを最小限に抑えられるだけでなく、同時に水が入りにくくなるという恩恵もあります。水たまりに浸かっても、かかとのみならばある程度の水深に耐えられるということです。

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しかし、かかとで着地するような歩き方は、足に重大な障害を与える可能性があるようです。それでなくとも、思わぬ怪我に繋がる可能性があるので、やめましょう。

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穴も見えなければ穴じゃない

長靴の穴を隠すために、奇抜な髪型などで目線を上に固定させるようにする方法もあります。仕事に差し支えるので変な髪型にはできないというのであれば、珍しい帽子も良いです。

穴が開いて使い物にならなくなったゴム長靴を切り開いて、帽子にリメイクする技術があれば、是非そうしましょう。一石二鳥です。もっとも「長靴の穴とどちらが恥ずかしいか」という議論をする余地はあるかもしれません。

私の場合、長靴を履くのはほとんどが散歩時です。目線は犬にいくのでまず安心といえます。もしあなたが脚の速さに自信があるのならば、穴が確認できないほど速く移動するのもいいかもしれません。

素直に補修する

今まで書き連ねた対策は、忘れる事をお勧めします。長靴はどこでも手にはいりますが、補修材についてはショッピングセンターなどでは置いていない場合もあるようです。少なくともホームセンターに向かいましょう。

穴のサイズによっては、100円ショップなどにある自転車のパンク修理キットも十分に使えるはずです。

補修材を使う場合、新品に比べて外見が見劣りするという問題があります。購入した補修材の色とゴム長靴の色が、完全に一致してくれることはまず無いでしょう。

補修する度に汚くなりますが、これは仕方ありません。勲章か何かだと思いましょう。

また、補修材が一度に使い切れず余るという問題があります。これが一番の曲者かもしれません。しっかり密閉しておかなければ変質しますし、上手いこと保存に成功したとして、次回必要になったときに覚えている保証はありません。

プロに修理を依頼する方法もありますが、最低でも千円はするでしょう。千円といえば、安価なゴム長靴なら買えてしまえる料金です。

アマチュア向けの、丈夫な長靴の選び方

雪や雨の時しか長靴を履かない方向けの、丈夫なゴム長靴の選び方です。

デザイン性を重視したタイプのゴム長靴は、歩行時により歪みやすいようです。千円程度の安価なゴム長靴を買うにしても、なるべくシンプルなものを選びましょう。しかし値段相応という事は覚悟の上です。

同時期に購入したものですが、こちらは今だに浸水しません。

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数ヶ月で壊れるかもしれない千円のゴム長靴を買うより、数千円出して数年使えるゴム長靴を買う方がお得でしょう。長く使えば愛着も湧きますし、一度では使い切れない補修材を有効活用できます。

今は薄利多売で軽く扱われるゴム長靴ですが、かつては補修に補修を重ねながら、長期に渡り使われるものでした。私のように、穴の開いたゴム長靴を無理にだらだらと使うことはありませんが、物を大切にする精神は忘れてはいけないのではと思います。

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