海外留学で友達を作るには日本での常識を捨てましょう
海外に出るということは語学を学ぶだけでなく、違う国の人の暮らしや価値観に触れる絶好のチャンスです。
英語やその国の言葉を通じて現地の人と触れ合い、交流を深めることで自分の世界を広げることにも繋がりますから、自分探しや将来の夢探しなどにも大きく貢献してくるでしょう。
待ってるだけでは何も変わらない!
ただ海外に行ったからといって劇的に自分のスキルが変わるわけではありませんので、言葉や習慣をより早く学ぶためには自分から積極的に交流を持つことが大切であり、待っているだけでは何も変わらないということをしっかり自覚しておく必要があります。
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友達が欲しいなら積極的な行動を
私がアメリカの語学学校に通っていた頃、渡米して1ヶ月の日本人の女の子と出会ったことがあります。彼女は英語がほとんど話せず、学校にも行くのが辛いと言い、どうしたらいいかと相談を持ちかけられました。
すると彼女の口から出たのは「先生が私を無視してあてることもしない、クラスに話してくれる人もいなくて孤独だ」というなんとも日本的な考えを持った悩みだったのです。
日本では黙って待っていれば先生が何かしら指示を出してくれますしクラスメイトも話しかけてくれます。
しかし海外、とくに主張してナンボの世界であるアメリカでは誰かが気にかけてくれることなどありませんし、自分で率先して中に入っていかなければ友達などできるはずはないのです。
謙遜が美徳なのは日本だけです
また日本の文化では言葉を濁して曖昧な表現が好まれますが、アメリカをはじめとする英語圏内はイエス、ノーをはっきり言うのが常識ですし、自分を必要以上に卑下する謙遜もありません。
もし訪ね先におみやげを持って行って「つまらないものですが…」なんて言おうもんなら、「つまらないものをどうしてくれるんだろう?」と相手は怒り出してしまうかもしれませんし、伴侶のことを「愚妻」とでも呼んだらそれこそ離婚裁判の始まりです。
海外留学はその土地の言語のほか、こうした文化や風潮の違いを体感することで人間力が鍛えられ、国際人としてのスキルを学べる場所でもあるんですよ。
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