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アメリカに根強く残るアジア人に対する人種差別の実態

アメリカはいつの時代も行きたい国ランキングの上位であり、留学先や旅行先として高い人気を集めています。

アメリカに憧れる日本人ですが...

特にハリウッドセレブのゴシップやアメリカで生まれた最新の音楽情報には大きな注目が集まり、「ニューヨーク」や「カリフォルニア」はそれだけでブランドのような扱いを受けていますよね。

また来日するアーティストはこぞって「日本大好き!」とアピールしていますし、アメリカに行けば金髪の青い目の外国人に囲まれてインターナショナルな生活ができる…なんて風に考えている人も多いのではないでしょうか。

しかしこれは外国人が日本のことを「サムライ、ハラキリ、ホンダ」と言うのと同じで、典型的なステレオタイプの意見でしかありません。

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アメリカは多くの移民を受け入れている国でもありますので、現在国民の約半分は南米ヒスパニック系との統計も出ています。

アジア人に対する根強い差別を持つ人たち

アメリカには白人、黒人、黄色人種の全てが集まり、それぞれが独自の文化を形成しています。

そのため私たちが一般的にテレビで「アメリカ」として見るもの、例えば大きな庭付きの家で毎日ハンバーガー、こんなものはアメリカのごく一片にすぎませんし、その奥に隠れている差別や貧困層の生活などはなかなか知られていないのが現状です。

差別というと黒人差別を思い浮かべるかもしれませんが、中にはアジア人に対する根強い差別を持った人たちもたくさん存在し、白人・黒人問わず明らかな差別行為をしてくるケースもあるのです。

バスの運賃の支払いで手間取ると「早くしろよJap!」

私が10年ほど前にニューヨークに住んでいた頃は子供のいじめみたいな差別をよく受けていました。

バスに乗って運賃を出すのに手間取ると「早くしろよJap!(Japとは日本人また日系人を指す蔑称)」、買い物中に店員に話しかけてもニヤニヤ笑いながら無視、「アジア人の英語は分からないわ」と数人で笑われることなんてザラにあったんですね。

また道行く人が自分の両目のはじを引っ張って細い目を作って笑われたり、当時英語もまともに話せなかった私はそれだけでよく泣いてしまったものです。

しかし現在ではどんな差別にも面と向かって抗議しますので昔みたいに執拗にからかわれることはなく、一番差別・馬鹿にされていたのは「言い返せない気質」だということが分かりました。

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コメント

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  • コメント (1)

    • オサム
    • 2014年 6月 23日

    >一番差別・馬鹿にされていたのは「言い返せない気質」だということ
    同感です
    間違ってると思う相手に抵抗すること、反抗すること、何より大切だと思います

    >アジア人の英語は分からないわ」と数人で笑われること
    ムカつきますね
    私でも全力で抗議しますね
    人種差別とか本当最低な行為ですね

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