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モトドップと呼ばれるカンボジアのバイタク は意外に安くて安全?

2014.04.07

モトドップと呼ばれるカンボジアのバイタク は意外に安くて安全? はコメントを受け付けていません

カンボジアではモトドップと呼ばれるバイタク(バイクタクシー)が至る所で走っています。

以前に紹介したトゥクトゥクとは違い、こちらは完全にバイクのみです。

(トゥクトゥクの記事)

トゥクトゥクはバイクの後ろにちゃんとした客席がついていますが、モトドップはバイクに2人乗りや3人乗りをして移動します。

この記事では、そんなモトドップの料金の相場や安全性などについて語ります。

モトドップの料金の相場は?

プノンペン空港から市内の中心部まで、1ドル~2ドル(100円~200円)です。

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この距離はバイクで10分~15分なので、距離にすると4km~5kmです。なので「5kmで100円~200円」と考えておけばいいでしょう。

この距離であれば本来は1ドルで行けるのですが、ほとんどの運転手は必ず2ドルを要求してきます。

しかし、無視して歩いていれば必ずどこかで「1dollar!(1ドル!)」と言いながら指を一本突き出して声をかけてくる運転手さんに会うので、その人に乗せてもらえば1ドルで行けます。

これがトゥクトゥクだと同じ距離で「300円~500円(大抵500円)」になるので、モトドップの方が安くておすすめです。

(こちらの生活に慣れた人は、みんなモトドップを使います。現地の方は、下の写真のように買い物帰りにも使っています)

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後でぼったくられないように、最初の確認をしっかり

モトドップでもトゥクトゥクでも、カンボジアの運転手さんは下りる時になって必ずぼったくろうとして来ます。

「遠すぎた。やっぱり2ドルくれ」などというわけです。

こうしたトラブルを防ぐためには、

・絶対に知らないわけがない、有名な場所を告げる。
→これなら、約束の料金でそこまで行かざるを得ないため。
 (少しでも無名な場所だと、途中で知らないふりをしてごねてきます)

・「1ドル以上は払わない。約束だ」と最初に念を押す。
→これでもやっぱり最後に追加を要求してきますが、だいぶ弱くなるというか、冗談交じりになるので、こちらも笑って断れます。

危険に見えて意外と安全

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これまで10回ほどモトドップに乗った経験から言うと、特に危険はないです。

カンボジア(プノンペン)の道路は写真のように混み合っているのでさほどスピードは出せないですし、みんな危険な運転をしているので、お互いに警戒し合って「逆に安全」なのです。

日本の場合「全員、ルールを守って運転している」という前提に立っているため、誰かがルールを破った時に混乱して事故が起きやすいです。

たとえば、右折をする車が、直進車がいるにも関わらず突っ込んでくるなどはカンボジアでは日常茶飯事ですので、心構えが事前に出来ているんですね。

つまり、「全員が危険な運転をしてくるもの」という前提に立って、ハンドルを握ってるわけです。

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なので、危険に見えて意外に安全なのです。

もっとも、データ的にみるとカンボジアの交通事故は日本の約3倍と聞いているので、事故自体はやはり多いようです。ただ、モトドップの運転手さんに関しては、さほどの危険はないというのが実感です。

3人乗りでも特に危険はない

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3人乗り、つまり2人のお客さんで乗るというのも普通です(写真は一般人の3人乗り)。

私も現地で知り合った人と何度かやっていますが、特に危険は感じませんでした。私が大きなバックパックの荷物を持っていても、です。

実際、モトドップの運転手でなくても、こちらでは3人乗りは当たり前のようにしていて、子供を連れている親なら、4人乗りもよくあります。

参考記事:カンボジア人のバイク運転のマナーがすごすぎる ~驚異の5人乗り!

こちらの人は、小さい頃から兄弟を2人乗りで自転車の後ろに乗せて運ぶなど、2人乗りや3人乗りの技術に関して、豊富な知識と経験があります。

そんな経験をしてきた人がモトドップの運転手という仕事をしているので、見た目以上に安全なのです。

後ろから来るひったくりには注意

モトドップに座ってバッグを持っていると、後ろから走ってきたバイクにバッグを取られるという、ひったくり事件も起きているようです。

件数は少ないと思われますが、実際にそういう話がある以上、注意はしておいた方がいいでしょう。

ただ、現実的には、道路が混み合っていて、奪った後にすばやく逃げるとうのはなかなか困難なようです。少なくともプノンペンの中心部では、そう簡単に引ったくりはできないと思います。

魅力 ~風を感じて走る気持ちよさ~

自分でバイクを運転する時も同じだと思いますが、やはり風を感じて走ることができるというのは、モトドップの最大の魅力でしょう。

特にカンボジアのような暑い国では、この風の気持ちよさは、他の何物にも代えがたいと感じます。

プノンペン空港と市内中心部の間には、下のような陸橋を渡る場所があるのですが、ここが特に気持ちいいです。↓

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また、写真を撮る時も独特のアングルの写真を撮れるので、変わった写真を撮りたいと思っている方にもおすすめです。
(もちろん、走行中の撮影には十分気をつけるようにしましょう)

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カンボジアのバイタク(モトドップ)については以上です。カンボジアに出かける方はぜひ参考にしてみてください。

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