カンボジアでは自転車は少数派~でもマウンテンバイクが意外にオシャレ
カンボジアで一番よく見かける「庶民の足」はバイクです。いたるところでバイクが走っています。
(ちなみに、バイクに乗っている人の大半は無免許とも言われています)
バイクではなく自転車に乗っている人ももちろんたくさんいますが、バイクにくらべて数が少ないのでむしろ目立ちます。。
今回は、カンボジアの街中を走る自転車について、レポートしてみたいと思います。
日本人が思うほど汚いものは少ない
あくまで2週間プノンペンを歩き続けて感じた個人的な意見ですが、日本人が想像するような「いかにも新興国」という感じのする、汚い自転車はあまり見かけません。
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(写真の男性の自転車は割と簡素ですが、見た目は綺麗でした)
もちろん、清潔さに対して日本人よりも無頓着なお国柄なので、自転車も多少は汚れています。
しかし、明らかにボロと呼ばれるような代物ではなく、性能などに関してもまったく問題ないようです。
おしゃれなマウンテンバイクも多数売られている
現地の人からしたら高根の花ではないかと思われる、オシャレなマウンテンバイクに乗っている人も意外に多数見かけます。
(冒頭の写真のような感じですね)
現地の人の収入を考えると、「何でこんなに高い自転車をポンポン買えるんだろう」と少し不思議です。
プノンペン人の平均月収は1万円前後と言われています。
実際、日本式ラーメンのお店で求人を見た時でも、シェフの月給が12000円で、ウェイターさんの月給が8000円でした。
平均1万円というのは本当だと思います。
にも関わらず、こちらでは街中のレストラン(日本の感覚だと大衆食堂程度の、ちょっと汚れた感じ)ですら日本と同じレベルの価格です。
(外国人価格ではなく、現地人の方もそこのメニューを見て注文しているので、普通に現地人が食べているということです)
プノンペンに2週間住んでみて、「カンボジアの物価は一体どうなっているんだ?」と不思議に思うようになりました。
実際、カンボジアの物価の不思議さについては、こちらの人気ブログでも言及されています。↓
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こちらのブログに書かれている「何が高いのか安いのか、よくわからない」というのは、まだ2週間滞在しただけですが、つくづくそう思います。
ちなみに、自転車屋さんの風景はこんな感じです。
子供向けのオシャレでかわいいものから、大人向けのかっこいいマウンテンバイクまで、日本とほぼ変わらないレベルの商品が並んでいます。
小学校低学年の子が2人乗りも当たり前
これは小学校低学年くらいの女の子が、妹らしき子を乗せて2人乗りしていた時の写真です。かなりフラフラしながら頑張ってこいでいました。
(写真だと後ろの子も前の子なみに大きく見えますが、実際にはかなり身長差があったので、多分妹だと思います)
子供が2人乗りをすることは、彼女(彼)たちの身の安全を考えると、やはりよくないのかも知れませんが、こういった姿をみるとその一生懸命な兄弟愛に、ちょっとホロっとさせられますね。
田舎の学生が自転車通学する風景も同じ
キリング・フィールド(ポル・ポトによる虐殺が行われた跡地)に行った時、途中で田園地帯を通ったのですが、そのエリアの学生も、写真のように制服を着て、自転車で通学していました。
こういう風景は日本と全然変わらないなと思い、カンボジアなのに何となく日本のふるさとを思い浮かべてしまったくらいです(笑)。
ちなみに通った田園地帯はこんな感じです。プノンペンの中心部からバイタクで20分ほど行くとこういう場所に出ます。
白い牛(白黒でなく真っ白。やぎに見える)がたくさんいて微笑ましい風景です。
■まとめ
私は中国に留学していたことがあるので、新興国というと自転車が大量に走っているというイメージがありました。
しかし、カンボジア(プノンペン)の場合は自転車ではなくて、バイクなんですね。それがカンボジアに来てもっとも意外に感じたことの一つです。
今の中国でかつてのように自転車が大量に走っているのかは分かりませんが、この中国とカンボジアのお国柄の違いはとても興味深いですね。
(最後におまけで、バイクの写真もつけておきます。こんな感じのバイクに、カンボジアの人たちは乗っています。かなりおしゃれですね)
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