カンボジアのゲームセンターは100円でうんざりするほど遊べます
カンボジア(プノンペン)にはいくつかゲームセンターがあります。
日本のように「専門のゲームセンター」ではなく、ショッピングモールの最上階にあるなど「ゲームコーナー」という感じのスタイルです。
今回は、今開発中の「ダイヤモンド島(日本で言うお台場のような場所)」のゲームセンターに行った時の様子をレポートします。
(ダイヤモンド島は下のような場所です)
1コイン5円、100円で20回遊べる
多分ぼったくり価格なのですが、「100円で20コイン」もらえました。
(本当なら30~40コインもらえたはずです)
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でも、この1コインで1プレイできるので、100円で20回遊べるという計算になり、1回5円です。
たとえぼったくりわかっていても、十分すぎるくらい安いので、100円だけ払って遊んできました。
*正確には、100円ではなく1ドルですが、ほぼ100円です。
(あと、この機械の表示は超適当なので、気にしないでください。 中国の中古を、表示などを無視して使っているという感じです)
日本の古い型の機械が入っている
ショッピングセンターの中のゲームセンターなど、ガイドブックにも載っているような所であれば違うはずですが、ここは場末のゲームセンターということもあり、日本のかなり古い型の機械ばかりが入っていました。
たとえばこの写真の射撃ゲーム。「国連本部に侵入したテロリストを撃退せよ!」という注意書きが日本語で書かれていました。
特に英語訳や現地語訳はありませんでしたが、射撃ができればOKということでしょう。
(ゲームが始まったら英語ですし)
下の写真は懐かしのマリオカートです。コインを入れても動かなかったのでプレイはできませんでしたが、懐かしかったです。
個人的には、小学生の頃に遊んだスーファミ時代のマリオカートが一番好きでした。
なお、機械が動かなかったのは、「電源を入れていないから」です。
ここのゲームセンターはどの機械も普段は電源を切っていて、お客さんが使うと言った時だけ、電源を入れるようです。
なので呼べばよかったのですが、毎回機械を試す度に呼ぶのも悪いというか、そもそも店番のオジサンがどこかに行ってしまっていたので、呼べませんでした(笑)。
何から何までアバウトではあるものの、後述するバスケのゲームなど、やりたいものを存分にやれるという点では「1ゲーム5円」というのはすごく嬉しいです。
なので、「ゲーセンの華やかな雰囲気を楽しむ」という方ではなく「何か極めたいゲームがある(しかも、その機械がここでも動く)」という方に、こういう場所はおすすめです。
バスケのシュートゲームを、嫌になるくらいできる
自分がゲームセンターでプレイする数少ないゲームが、『太鼓の達人』と、『バスケのシュートゲーム』です。
(この2つすらめったにやらないのですが、やるとしたらこの2つが一番現実世界のスポーツや音楽とつながっている気がするので。現実とつながっているゲームの方が好きなのです。*ゲームと現実の定義も難しいのですが)
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バスケットボールは元々好きなので、1人でも公園のリングで遊んでいたりするのですが、ゲーセンのバスケゲームはいわゆる一般のバスケとはちょっと違います。
リングが左右に移動したり、ボールが小さかったり、独自のルールに適応する必要があるので「やり込むならお金に余裕ができてから」と思って、日本ではほとんどやりませんでした。
「いつか疲れるくらいこのゲームをやってみたい」と思っていましたが、カンボジアで現実になりました(笑)。
このゲームは、1回あたり7分くらいあるのですが、それを20回できるので、正直いやになるくらいプレイできます。
(写真はボールを投げている瞬間です)
実際、3ゲームやったところで「汗をかくと後が面倒だな」と思い、今併設のカフェでシェイクを飲んで休みながら、これを書いています。
カフェはちょっと汚いです。オーナー家族の子供とおばあちゃんが客席で寝ているのどかな店です。撮影はNGと言われたので撮っていませんが、シェイクは100円で、かなり美味しかったです。
中国のゲーム機もたくさん入っている
中国のゲーム機もいくつか入っています。
女の子たちが8人くらい集まっていたのですが、彼女たちは中国のゲームの方をやっていました。
(中国語ではなかったので、カンボジア人だと思います)
こんな感じのゲームで、釣り堀ゲーム?みたいなものだと思います。
下の写真の格闘ゲームは、どこの国のものかわかりませんでした。
■昔のカンボジアのゲーセンよりはマシ?
こんな状態でも、昔のカンボジアのゲーセンよりはかなりマシなようです。
というのは、昔はアーケードすらなくて「普通のテレビゲーム」を有料でプレイしていたそうです。
「ストリートファイター」や「鉄拳」などのタイトルを、店主に頼んで出してもらって、それをプレイするということですね。
そのソフトも結構海賊版だったりしたらしいので、その時代と比べると、この場末のゲームセンターですら、かなり進化したと言えるのかも知れません。
何にせよ、100円でうんざりするくらい遊べるので「とにかくスキルを極めたい」という方は、カンボジア(プノンペン)を訪問することがあれば、ぜひダイヤモンド島に足を運んでみてください。
【おまけ】
クレーンゲームはないけど、景品のぬいぐるみだけ、リラックマやクマのプーさんのものが飾ってありました。
日本などのゲーセンの雰囲気を再現したいんだろうな、と推測し、日本人としてはやっぱり嬉しく思いました。
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