看護師制度を支える50年以上前に制定された法律
1948年に保健師助産師看護師法が制定されました。
1948年といえば、ロンドンオリンピックが開催されたり、ベルリンが封鎖されたり、世界的なニュースが数々ありました。日本ではセロテープやボールペンがヒットした時代です。
保健師助産師看護師法ってどんな法律?
今から50年以上前に制定された保健師助産師看護師法ですが、この法律こそが、現在の看護師を支えているといっても過言ではありません。
スポンサーリンク
もちろん、その名の通り、看護師だけではなく、保健師も助産師も束ねている法律となっています。
法律の内容に関しては、看護師である者は…と難しい言葉が行をなしているわけですが、非常に重要なことが多く書かれています。
たとえば、看護師の方が転職する際、看護師の免許をなくしてしまった場合。現実的に良くありそうですね。そのようなときに適応されるのは、この保健師助産師看護師法です。
それから、看護師になるためにも、看護師になってからも、看護師養成施設や看護業務についても多くの事柄が書かれています。
自分を支えていることを肌で感じることができる法律
私がこの法律を知ったのは、看護学生時代でしたが、そこまで重点的に学習した覚えはありません。
なぜなら、法的なことで難しい印象がありましたし、国家試験のために勉強するしかないというプレッシャーの中に立たされていたことから、自分と法律の接点までは辿り着けませんでした。
しかしながら、看護師となった今、自分を支えている法律を肌で感じることができています。
もちろん、日本には国民に対して、さまざまな法律があるわけですが、保健師助産師看護師法は、その職種のみしか適応されない法律です。
どのような法律も難しい表現で書かれていることが多くあり、なかなか近づきにくいところではありますが、看護師として働く以上、自分を支える法律は視野に入れておきたいものです。
他者とあえて話題にするようなものではないかもしれませんが、学生時代の教科書を振り返ってみてみると、看護師の存在価値がわかるような気がします。
スポンサーリンク