婚活における女性の願望と現実のギャップをどう克服するか?
婚活における女性の願望と現実のギャップのお話をしたいと思います。婚活において一番の大きなギャップは年収に対することです。
一般的に女性が願望として相手に望む年収は700万クラスの男性。
ちなみにこのくらいの年収をサラリーマンで得るためには、まずは大企業でしかも役職についてようやくたどりつけるくらいの年収になっています。
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高収入でも女性に家庭に入って欲しいと思う男性は多くないという現実
そもそも大企業に入れる人の絶対数が少ないわけですから、これだけ見てもかなり狭き門というのは容易に想像できると思います。たとえそれが願望であっても現実は厳しいものです。
しかもそれくらいの年収がある男性であっても、女性に家庭に入ってほしいと思う人は意外に多くありません。
なぜならば、彼らもまたこの不景気の世の中すべての経済的責任を自分一人で負うには、負担が重過ぎると感じるからです。それが現実です。
そしてそのくらいの年収の男性は仕事のストレスが大きく、健康を害していくケースが多いようです。肩に背負っている責任やストレスも多く、こなさなければいけない業務量も半端ではないくらいあります。
倒れるまで働いて残された家族
実際に起こったお話をしましょう。
子供が幼稚園の年長で奥様は専業主婦。ところがある日、旦那様は仕事場で倒れてその1週間後に息を引き取りました。
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原因はよくある脳梗塞。奥様はただ呆然として、これからどうしていくかも決まっていないご様子だったそうです。
その葬儀に「せめてもの足しに」と職場の人達で香典を集めて持っていったところ、得意先の方も同じように香典を集めて持ってきていました。
奥様の心的負担にならないようにと、二つの香典を一緒にして誰の香典かは分からない形でお渡ししたそうです。
まさに生前の旦那様の人柄を感じさせられるとともに、それは決して他人事ではないのです。
それでも年収を求めますか?
さてこの話を聞いてあなたはそれでも相手への願望として年収を求めますか?
これに対して正解はありません。しかし女性だからこそ見えてくる視点、世界があります。倒れるほど女性も仕事をするべきだと言いたいわけではありません。
「子供を産み、その子供のそばにいたい。」そう思う願望としても気持ちを否定する必要もありません。
あなたの思いもそして相手の状況も理解した上で、新しい選択肢の道を模索して欲しいのです。本当にあなたが納得して、そしてあなたの周りにいる人達も幸せになれる新しい道を歩むための努力を、ぜひ惜しまないでください。
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