雪上車で雪原を突っ走ろう!~レンタルは1日10万円・ツアーもあり
見渡す限りの大雪原で車をぶっ飛ばす、という体験は一度はしてみたいものでしょう。
スノーモービルでもいいですが、普通の車でもやってみたいものです。
それをできる車は雪上車ですが、雪上車は普通免許で運転でき、レンタルもできます。
その内容を紹介しながら、雪上車を使って何か面白いことができないか考えてみました。
(データはあるレンタル会社さんを参考にさせていただきました。)
1日10万円でレンタル可能
雪上車は1日10万円からレンタルすることができます。
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車種もハイエース、ランドクルーザーなどお馴染みのものです。
画像のように、これらの車種のタイヤにキャタピラがついているという構造ですね。
公道走行可能と書かれていますが、これで公道を走るというのはなかなか斬新です(笑)。
こんなランクルが走っていたら、間違いなく誰もが振り向くでしょう。
大雪原を走るようなドライブをしたら、途中で食事をしたりする場所はいっさいないこと可能性もあるので、場合によってはキャンピングカーのように色々詰め込んでいった方がいいでしょう。
そう考えると、ランクルよりもハイエースの方が広くていいかも知れません。
ハイエースなら出先で遊ぶためのアイテムを色々載せても十分広々しています。
■雪上車は普通免許でOK
雪上車は何か特別な免許がいると思われるかも知れませんが、普通免許でOKです(要はランクルなどにキャタピラがついただけなので)。
これがもっと大型の車両の場合は、通常時と同様「大型免許」などが必要ですが、あとは完全に普通と同じです。
つまり、免許に関しては特に何も心配ないということです。
雪上車のドライブツアーもある
「雪上車のドライブツアー」というものもあります。
(特定の企業様の宣伝にならないよう、地名などは白塗りさせていただきました)
お客さんが運転するわけではありませんが、雪上車に乗ってロープウェイ乗り場まで向かう、などのプランです。
他にも、このようなツアーも紹介されていました。↓
Biz誠『ちょっと車でゲレンデ上ってくる――スキー場で「ランドクルーザー」の体験イベント開催』
やはり「雪上車に乗りたい」「雪の上で運転したい」というニーズは一定以上あるんですね。
■みんなでお金を出し合えば高くない
1人で借りる場合1日10万円というのは明らかに贅沢ですが、ハイエースなら定員が15名なので、1人7000円出せばお釣りが来ます。
大学のサークル…だと経済的に厳しいかもしれないので、社会人の遊びで借りるのであれば、なかなか面白いと思います。
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■問題は、どこをドライブするのか
問題は、どこをドライブするのかですね。
雪原の中の道路なら問題ないのですが、雪原をまっすぐ突っ切るとなると、かなり危険です。
見た目は普通の地面に見えても、雪の下に池や小さい崖があるということも多々あるからです。
「そもそも雪原を突っ切るという発想が間違い」と言われるかも知れませんが、やはり一度はやってみたいことだと思います。
休耕地などできそうな所はあるのですが、やはり勝手知ったる地元でないと難しいかも知れません。
(先に紹介した雪原ツアーで、お客さんに運転させるというものがあったらいいと思うのですが…)
■雪原を見ながらのドライブなら普通にできる
当たり前ですが、雪原を突っ切るのを諦めて、雪原の中の道路を走りながら雪原を眺めるというなら簡単にできます。
この場合も道路が凍っていたり、多少の積雪があることが多いので、普通の車では難しいですが、雪上車なら問題なくできます。
それだけでも十分新鮮な体験ではあります。
大型雪上車のレンタル料金と中身
上で紹介したツアーでは大型の雪上車を使っていますが、このタイプの雪上車をレンタルするとどうなるのか見てみましょう。
料金は予想外に安く、何とランクルなどと同じ「1日10万円」です。
中身も紹介させていただくと、この画像のようになっています。
バスみたいですね。つり革が作業用のロープで作られているところがまた面白いです(笑)。
子供っぽい希望かも知れませんが、やはりこういう車両の内部を見ていると思わず運転したくなります(笑)。
この大型雪上車は定員が25人なので、みんなでお金を出しあうとしたら、1人4000円で行けます。
ただ、大型二種の免許が必要です。
ただのトラックだと大型一種でいいですが、「人を乗せる」ということで大型二種なんですね。
これを持っている人というとやはりバスの運転手さんくらいなので、プライベートではなかなか難しいかも知れません。
結論:個人では難しいが、何かのビジネスはできそう
結論から言うと、やはり雪上車をプライベートで運転するというのは難しいです。
しかし、これを使ったビジネスは、何か面白いアイディアがありそうです。
ただ乗せるだけだったら、先に紹介したようなツアーがすでにあります。
なので、「運転させる」というのが鍵でしょう。
たくましいキャタピラのある車で、雪の積もった道路の上を突っ走る快感を提供する、そんなプランがあってもいいと思います。
人が運転する雪上車で雪景色を見るよりも、自分が運転する雪上車で見る方が、断然感動するはずです。
飲食店でも、ここ10年ほど「お客さんに作らせる」というのが人気になっています。
お好み焼きなどがその代表ですが、あえて「自分たちで作る」ことで、会話も盛り上がりやすいし、参加する喜びも味わえるし、料理ができるまで待たなくていいからです。
(しかも、調理人の人件費も安くなるので、料金も下げられます)
雪上車一つとっても、可能性はまだ無限にありそうです。
何歳になっても、こういう「はたらくくるま」に対する好奇心を持ち続けたいなと思います。
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