塗り薬や目薬を薬局で買う際に失敗しないコツ
肌が弱いという方は多くいます。
乾燥肌や脂性によるニキビと肌トラブルを抱えている方は多く、皮膚に対して効果を発揮する医薬品を求めて来られる方も多くいます。
肌に塗る薬を選ぶポイントは、症状をしっかりと把握することから始めることが大切です。
単純に乾燥しているから、ニキビが出来たからというだけで選んでも、効果を十分に引き出すことは難しいものです。
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まずは症状をしっかりと把握するのがポイント
湿疹・かぶれなどの場合には、マレイン酸クロルフェニラミン配合の抗ヒスタミン剤が適しています。
特に、かゆみが強いときに効果があります。
かぶれが酷い場合には、グリチルリチン酸配合の抗炎症剤が効果を発揮します。
肌が何かしらの要因で炎症を起こすなどして痛みを感じているときには、リドカイン、塩酸ジブカインなどの局所麻酔剤で痛みを和らげることが出来ます。
掻きむしった場所から細菌による二次感染が心配なときは、殺菌消毒薬配合のものがいいでしょう。
ニキビは生活習慣の見直しで綺麗に治ることも
思春期を中心に多くの方の悩みの種の一つでもあるニキビには、通常、炎症を抑える薬として使われる副腎皮質ホルモンが含まれたステロイド軟膏を使うのは逆効果です。
ニキビには生活習慣が原因でできることもあるので、薬を使わず洗顔と食事、適度な運動などのケアを心がけることで綺麗に治療することも可能です。
ただし、ニキビが進行して大きくなったり痛みを伴ったり黒く変色したりするような場合には、相応に治療が必要になりますので、まずは薬剤師に相談をしてみてください。
用途によって必要な目薬も変わる
肌トラブルと同様に多くの方が悩んでいるのが目に関する問題です。
疲れ目やアレルギー結膜炎などに使いたい目薬を選ぶなら、抗アレルギー剤のマレイン酸クロルフェニラミン配合のものが効果があります。
ものもらいには、抗菌剤配合の目薬、コンタクトレンズを使用している方には、塩化ナトリウム、塩化カリウムなどのように涙と同じ成分を持った目薬を使うようにします。
疲れ目・目のかすみにはビタミン配合などもあり、用途によって必要になる目薬も変わってきます。
パソコンやスマホを使い過ぎることでの疲れ目は、ドライアイを伴っている可能性もあるので、そういう方が目薬の相談をされた際には、時間があるときに眼科へ行くようにお話することが多いです。
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