処方薬が余ってしまった時にはどうすればいいのでしょうか?
薬というのは、怪我や病気になった時にのみ服用するものであって、持病があるなど特別な事情がない限りは、日常的に服用するものではありません。
風邪薬や解熱剤などさまざまな薬は、すべてを使い切る前に病気が治ってしまうこともあります。その際、残ってしまった薬の処分に悩んでいる方もいるようです。
処方薬が余ってしまったけど、他に使い道もないのでどうしたらいいのかといった質問を、私も職場でされたことがあります。今回は余ってしまった薬をどうしたらいいかお話します。
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使用期限を確認することが難しい処方箋
一般的に調剤薬局などで処方箋を出して薬をもらうことになりますが、使用期限は薬のパッケージに記載されていることがほとんどです。
患者さんに渡る薬はパッケージから出した状態ですから、薬の期限はほとんどのケースで見ることはありません。よく処方される薬ほど多く仕入れられ、その分、消費も早いために使用期限が長いものが多くなります。
逆に販売数の少ない薬はその分だけ仕入れ自体も少なく、期限ギリギリまで在庫を抱えることも多くあります。
残ってしまった場合は捨てましょう
残った薬は後のために残しておけばいいやと考えている方もいるかもしれませんが、場合によっては期限を超えてしまうこともあるため、使いきらずに残ってしまった薬は処分するのが一番無難です。
調剤された日からかなり日数が経過している薬に関しては、使用は控えたほうが良いでしょう。変形、変色など見るからに劣化していることが分かる薬は、成分が変質していると思われます。
どのような副作用が起こるのかは想像ができませんし、もちろん、消費期限を超えて服用してしまった場合などはメーカー側が責任をとることもありません。飲まずに捨てることをおすすめします。
もったいないと思うかもしれませんが、それが原因で何かしらの体調不良を起こしてしまうこともあります。自分の体を守るのであれば、自分で管理を徹底的に行う必要があります。
薬は大丈夫と思わず、きちんと管理をして、余ってしまった処方薬は、いつか飲めるかもと置いておかずに、その病気が治ったらさっさと処分することをお勧めします。
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