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ホルモン剤で声質を変えたい人へ~デメリットをご存知ですか?

2014.03.31

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声質を変えたいと考えている方は意外にも多くいます。

昨今では性同一障害などが認知されるようになったこともあって、ホルモン治療が一般化されるようになっています。

また、ニューハーフ、オネェ、女装愛好家と言った人たちも、メディアの影響もあって、一般に広く認知されるようになりました。彼女(?)たちの悩みの一つになっているのが男性としての太い声です。

女性でも、自分の声にコンプレックスを感じているという方は多く、ホルモン治療で声質を変化させたいという方は少なからずいるようです。女性の場合は、意外にも声を低くしたいという方が多くいるようです。

男性からすれば、女性の高い声は、アニメ声、可愛らしい声として人気のある声ですが、女性からすれば、それは作った声やぶりっ子といった印象を与えることが多く、それが結果的に自分の声に対するコンプレックスにつながっているようです。
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声だけでなく肉体的変化も現れます

確かに、男性ホルモンを投与することで声質を低くすることは可能です。しかし、性転換をする目的以外で男性ホルモンを使用することはほとんどなく、目的よりもデメリットのほうが高くなるというのが現実です。

「毛深くなる」「女性的な体の成長が阻害されて胸や尻が男性のように筋肉質になる」「性器の成熟が阻害される」「生理が止まる」などの悪影響が考えられます。

単純に声質を変化させたいと考えるだけであれば、声帯の手術をするほうが簡単でしょう。ですが、単純に声質にコンプレックスを感じていると言う理由だけで声帯の手術をしてくれる病院は少ないかもしれません。

男性が女性ホルモンを投与して声質を変化させるというケースも同様のデメリットがあります。女性ホルモンを投与することで肉体的な変化が現れることになりますので、性転換などを考えているのでない限りはおすすめできません。

ホルモン剤のデメリットをしっかり認識しましょう

自分の声を変えたいと真剣に悩んでいると言う方から以前に相談を受けたことがありましたが、その方は、薬に頼って声を変えることのデメリットについて全く知識をもっていませんでした。私がデメリットについて詳しく説明をしたところ、予想通り、大変驚いていました。

薬で声を変えることに対して、まるで魔法か何かのように安易に考えてしまいがちですが、ホルモン剤によるデメリットの方がはるかに大きということをしっかりと認識しておくべきです。
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