覆面バンドがいまとってもアツい!~その人気の秘密を徹底検証
個性がものをいうロックバンドの中で、あえて個人個人の姿を隠して活動する“覆面バンド”。
かつてその意味は、有名バンドが別名でライブをおこなう時などに使われていましたが、今では文字通り覆面を被って活動するバンドが増えています。あなたは知ってますか!?
前代未聞・狼バンドのメンバーはリハーサルでも素顔は見せない徹底ぶり!
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覆面バンドの中でも“狼バンド”と呼ばれて最も活躍しているのが「MAN WITH A MISSION」です。2010年にインディーズ・デビューすると、翌2011年にはすぐにソニー・ミュージックレコーズからメジャーデビューしました。
頭はオオカミ、体は人間という見た目で、“究極の生命体”として活動する5人組バンドです。全員がオオカミの着ぐるみを頭にかぶり、ライブでの演奏中でもそのままの姿です。人気バンドですから、夏のロックフェスにもひっぱりだこです。
当然、夏フェスでも着ぐるみのままですからハンパなく暑いはずです(笑)。一体中身はどうなっているのでしょうか?気になりますね。この扮装、ライブではボーカルと、ギター・ボーカルの2人だけは下顎が外れて歌いやすいように工夫されているとのこと。
渋谷エッグマンになにやらゆかりがあるようですが、なんでしょうか?
バンドは通称「マンウィズ」と呼ばれ10代の若者を中心に大人気です。ちなみに所属事務所はeggman Co.,Ltd.。ん?エッグマンって渋谷のライブハウスですよね。実はこのバンド、エッグマンと深い関係があるんです。これ以上は秘密のようなのでここまでにしておきましょう。
活動開始からわずか8か月で全国デビュー、その後全米ツアーに出ていることから相当な大物がバンドをやっているのではという噂もありますが、どうなんでしょう?元ビート・クルセイダーズのボーカル、ヒダカトオル説もありましたが本人が否定しています。
ちなみにリハーサルでも狼フェイスの下に白覆面を被っており、一部スタッフしか正体を知らないみたいです。徹底しすぎでしょう!?
さらに豆知識としてオオカミたちは1人(一匹?)ずつ顔が違っており、夏毛仕様と冬毛仕様があるそうです。凝ってますねえ。ちなみに昨年は「第5回CDショップ大賞」を受賞するなど、今一番勢いがある覆面ロックバンドかもしれないですね。
マンウィズの正体説もあったヒダカトオルが率いた下ネタバンド?
そしてマンウィズのボーカル説が流れたヒダカトオルがかつて率いたバンド、ビート・クルセイダーズは、メンバーの顔が印刷されたお面を被っていました。2010年に惜しまれつつも解散しましたが、覆面といえばこのバンドを思い浮かべる方も多いでしょう。
人気アニメの主題歌を担当する等、人気を博したバンドですから、名前は知らずとも曲は耳にしたことがあるかもしれません。
ビート・クルセイダーズが覆面だった理由は、ヒダカトオルが音楽会社の社員だったため、バンドをやってることがばれたらまずいからということだったみたいです。
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生放送やPVではお面をつけますが、ライブでは素顔を見ることができたので素のメンバーたちを直接見た方も多いでしょう。ライブでは思いっ切り放送禁止用語連発の下ネタコールをお客さんにさせることでも有名でした。ライブアルバムではピー音と共に聴けます。
天狗のお面というと、なんとなくひわいなイメージが。気のせいでしょうか。
天狗のお面を被っているバンドも昨年デビューしました。その名は「This is Not a Business」これは仕事でやっているんじゃない、ということですね。5人組のロックバンドです。
音楽性はラウドかつデジタル・サウンドにもアプローチしている、今どきなロックバンドです。見た目はユニークではあるものの、ライブでの演奏もハードで硬質。若いファンが多く、ライブハウスでのワンマンライブもソールドアウトさせています。
このバンドも覆面にしている理由があるようで、某アイドルなどを手掛けるマネージャーさんが結成したバンドのようです。
しかしながらその説を信じていた人が、ある時ライブの現場に行ってリハーサルを見ていた所、そのマネージャーさんが横に現れたとのこと。じゃあ、今歌っている人はいったい誰!?と驚いたそうです。そりゃそうですよね。なかなかの謎バンドです。
今後、ロックフェスにも出る機会が増えて行くのではないかと思うのですが、このバンドもライブ中もお面を外しませんから、夏場はきつそうですね。それでもタイトな演奏ができるところが本物のプロかもしれませんね。
もっとも不気味な覆面バンドはこのバンド、「溺れたエビの検死報告書」に決定!
▲ところで海老ってこんなに流通してるって、地球にどんだけ生息しているんでしょう?怖くなってきた。
最後にこんなバンドを紹介します。頭はエビ、体は人間。その正体は一切謎…。「溺れたエビの検死報告書」というバンドです。「溺れたエビ・総帥」が率いるマルチ・アート集団です。
2002年から関西を拠点に全国的に活動している大ベテラン怪人バンドです。 日本中のミュージシャン、パフォーマー、芸術家をエビ人間に改造して参加させているという、ちょっと仮面ライダー風なノリを感じさせる彼ら。
メンバーは全員、精巧なエビの仮面を付けて演奏しており、ライブ中にも一切外すことはないそうです。なんでこんなことになっているのか謎ですが、不気味で面白い!
このように事情があって顔を隠しているバンドもあれば、話題作りやパフォーマンスのために覆面を被っている場合もあります。でもロックは目立ったもん勝ち!気になるバンドがいたらチェックしてみましょう!
文・岡本貴之
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コメント
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コメント (1)
マンウィズは2011年にソニーでなく、クラウンからメジャーデビューしています。
2013年の夏にソニーへ移籍しました。
ちなみにリハーサルは通称ヴェダーズと呼ばれるサポートギターと同じ格好をしています。
白仮面をして、狼の恰好はしていません。
ライブはセンターボーカル、ギターボーカル、ベースの3人が下顎が外れます。
ちなみに狼姿なのは、リスペクトしているバッドレリジョンというアメリカのバンドのCDから
インスパイアされたもので、今年のパンクスプリングで対バンを果たしました。
また、秋に全米メジャーデビューしますが、東洋人を意識させないための戦略を兼ねています。
ディスビズはオオカミの名前をyoutubeで出し、見事に戦略が当たりマンウィズファンを
一部取り込むことに成功しました。ただライブではまだまだソールドすることが少ないので
頑張って欲しいです。夏フェスなどにも頻繁に出れると良いのですが。
中の方たちは普通に社会人をしており、なかなかスケジュールが合わず大変みたいです。
どうやらbillboardの方と親交があるらしく?記事を見るとかなり優遇されてる様子。
ただそれにより敵を作ったことも確かで、今後実力のみで這い上がれるかどうかが勝負だと思います。