カレーが辛すぎたから帰る!ミュージシャンの都市伝説!(国内編)
都市伝説とも言うべき噂が流れているのは海外のミュージシャンだけではありません。日本音楽シーンの中にもさまざまな噂・都市伝説が流れています。ここは、国内のアーティストの都市伝説を検証してみましょう。
椎名林檎「ギブス」のPVは亀田誠治の葬式?
日本のロックシーンにおける女王と言えば、椎名林檎でしょう。奇抜なキャラクターと確かな歌唱力、そして類まれな作曲センスによって多くのフォロワーを生み出しているカリスマ的存在です。
スポンサーリンク
そんな彼女の都市伝説として有名なのが「『ギブス』のプロモーションビデオはプロデューサーである亀田誠治の葬式を表現したもの」という噂です。この映像作品は、椎名がバックバンドと共に墓場で演奏している、という内容で構成されています。
歌詞の中に「だってカートみたいだから」や「また4月がきたよ」というものがあり、1994年4月に亡くなったアメリカの人気ミュージシャン、カート・コバーンの追悼のものであると発表直後は言われていました。
しかし、椎名本人はこの説をインタビューで否定しています。そして、その代わりに語られるようになったのがプロデューサーであり、彼女のバックバンドのベーシストでもある亀田誠治の葬式をイメージしたものという説です。
これにもいくつかの根拠がありました。まず、ビデオのバックバンドに注目してみると、ギタリストは二人いるにもかかわらず、ベーシストがいません。そして、本来ベーシストがいるべきである場所に墓標が立っています。
そして、もう一つの根拠として、この「ギブス」という曲をシングルで発表することを嫌がった椎名に対する亀田の口説き文句が挙げられています。この曲を気に入り、どうしてもシングル化したいと思った亀田は「この曲を僕の葬式で流したい」と言って口説いたと言われています。
この話から、「ギブス」は亀田誠治の葬式を表現したものである、という都市伝説が誕生しました。この噂に関して、椎名サイドは肯定も否定もしてませんので、真実は不明ですが、筆者はかなり有力な説なのではないかと思っています。
カレーが辛すぎたから帰る!
ワールドワイドな活躍で日本が世界に誇るロックバンドと言えば、X JAPANでしょう。このバンドのドラマーであり、ほとんどの楽曲の作詞作曲を担当するリーダーでもあるYOSHIKIにもさまざまな都市伝説があります。
その中でも、よくファンの間で語られているエピソードと言えば…
・カレーが辛すぎたからライヴを中止して帰った。
・シャワーのお湯が熱すぎたからライヴを中止して帰った。
というものです。これはバラエティー番組などでもよくネタにされていますので、ファンではなくても耳にしたことがあるという人も多いのではないでしょうか?
スポンサーリンク
これは、本人や周囲の関係者も認める事実だということです。ただし、ライヴを中止してしまったというのは脚色であり、カレー事件はリハーサル、そしてシャワー事件の時は写真撮影の際の出来事でした。いずれにしても彼の大物ぶりを知ることのできる興味深いエピソードです。
浅井健一が事務所社長に放った驚きの言葉とは?
80年代後半から90年代前半にかけて大人気を博したテレビ番組「イカす!バンド天国」でたまやジッタリンジンなどと共にデビューしたブランキージェットシティ。そのボーカルとギターを担当する浅井健一も過激な人物として知られています。
デビューから数年後、浅井はアルバムのヒットの記念として、当時所属していた事務所の社長から高級車のジャガーをプレゼントされたそうです。その際に社長に対して放ったとされる言葉がファンの間で今でも語り草となっています。
「ありがとう。これであんたを轢き殺せる。」
これが浅井の言葉とされていますが、残念ながらこの言葉を裏付けるソースを見つけることはできませんでした。しかし、アルバムを酷評されたことに激怒し、音楽雑誌「ロッキングオンジャパン」の編集部を襲撃したという事件など実際に彼がこれまでにとってきた行動から、真実であってもおかしくないと思ってしまいます。
小室哲哉は食べ物を一切食べない?
80年代には人気ロックバンド・TMネットワークのリーダーとして、そして90年代には安室奈美恵やtrfなどのを手掛けたヒットメーカーとして名を馳せた小室哲哉にはこんな都市伝説があります。
極度の偏食である小室は肉も魚も野菜も食べることができない。なのでサプリメントやドリンクなどで栄養を摂取して生きている。確かにドラッグストアなどへ行けばさまざまな種類のサプリメントや栄養ドリンクが販売されています。これらを見ていると、これだけで生きて行くことができるのでは?と思ってしまうこともあるでしょう。
しかし、この噂は本人によって否定されています。確かに肉、魚、野菜のどれもあまり好きではないものの、あまり食材の食感や臭いが気にならないハンバーグやカレーなどなら食べることができるとのことでした。
なので小室はこういったメニューが豊富なファミレスで食事をとることが多いとのことです。都市伝説はデマでしたが、大ヒットメーカーの彼の食事は意外と庶民的なものだったようです。
海外のミュージシャンに比べると、国内アーティストの場合は多くの情報を得ることが容易です。ですので、都市伝説的な噂話の真相を追求するのは難しいことではありません。一度好きなアーティストの噂の真相を自分なりに追いかけてみてはいかがでしょう?新しい音楽の楽しみ方に気付くことができるかもしれません。
スポンサーリンク