Global Information site~siruzou

ギタレレってどんな楽器?~ギターとウクレレがコラボしたお手軽楽器

2014.03.19

ギタレレってどんな楽器?~ギターとウクレレがコラボしたお手軽楽器 はコメントを受け付けていません

model_gitarere2
ギターとウクレレの中間の楽器「ギタレレ」。

ここではギタレレのメリット、特徴、価格などの情報をまとめて紹介します。

スポンサーリンク

持ち運べるのに、ウクレレではなくギター

持ち運べるというだけなら、ウクレレでもいいわけです。
でも、言うまでもなくウクレレとギターは弾き方が全くの別物。
両方弾けるという人も多いですが、「やっぱり、海を見ながらギターを弾きたいんだ!」ということも多いですよね。

そういう「無性にギター弾きたい」「外で弾きたい」「ウクレレの運指じゃ嫌だ」「ギターがいい」というわがままな人のための楽器がギタレレです。

「ギター持ってけよ」と思われるかも知れませんが、ギターを持っていくには少々難易度の高い場所もたくさんあるわけです。
(軽く山を登る場所とか、あるいは車を持ってない高校生が、自転車で遠くまで行く時とか)

そういう時、軽やかに運ぶことができて、しかもウクレレじゃなくてギターというのはとてもありがたいんですね。
ギタレレがあれば「夏の空の下、海を見ながらギターを弾く」という、フォークソングの歌詞みたいにベタすぎるシチュエーションも、現実にできるのです。

(こういうのは言葉にしてみると陳腐ですが、実際にやってみるとすごく気持ちいいものです。私たちは、歌詞とか映画とかで仮想体験している行動のほとんどを、実際には何も体験していないものです。実際にやってみると、映像で見たりするのとは全然違う、と自分は経験上思います)

ギタレレの価格は12000円から

guitarrere01
ギタレレの中でプロの使用にも耐えうるレベルは、12000円程度の価格であります。
一例を挙げるとYAMAHAのGL1というモデルで、フィンガー・ピッキングのコンテストで世界2位になったギタリスト、田中彬博さんも愛用されているギタレレです。

ギタリストをあまりチェックしない方だと田中さんの名前は初めて聞くこともあるかも知れませんが、ギターに少しでも興味がある、もしくは音楽がかなり好きという方なら、かなりの方が知っていると思います。

(試しに「田中彬博」と検索していただくと、たくさんの検索候補が出てくるので驚かれるかと思います)

スポンサーリンク

田中さんは愛用のギターに加えて、GL1をよく持ち歩かれていて、ギターを封印してこのギタレレやサイレントギターだけのミニライブなどもされるくらいです。
愛用のギターの表現力にはかなわないかも知れませんが、プロの手にかかればギタレレ(とサイレントギター)だけでもミニライブができるくらい、ポテンシャルがあるということです。

なので「ギタレレだからいい音が出ない」などと考える必要もまったくなく、それぞれの音に違う魅力があると考えていいでしょう。
「いつもと違う音、触感を、いつもと違う場所で試す」そのためにある楽器がギタレレだと思って楽しんでいただくのがいいと思います。

(ギターを極めている人だと、ギターではできない練習をするため、と思って弾いてみるのもいいかも知れません)

ギタレレの歴史は?~登場は97年~

ギタレレが登場したのは、私が調べた限りでは97年のYAMAHAのカタログには、すでにあったようです。
もしかしたらそれより古いものもあるかも知れませんが、少なくとも17年前には登場していたということです。

ということは、当時それを手にした高校生の少年がいたとしたら、今33才~35才になっているということで、意外と歴史があるのだな、と感じます。

中には質の悪いギタレレもある

上で紹介したGL1は、ネット上での評判は割といいのですが、アマゾンのレビューを見てみると「ネット上の評判と、店舗に実際に並んでいる楽器にかなりの差があった」という声もありました。

読んだ感じ適当なコメントではなく、ギターやその他の弦楽器を日頃からよく観察されている方のコメント、という印象でした。
「いいものが多いけど、品質にややムラがある」ということもあるようです。

なので、確実に当たりを引きたいという場合、通販ではなく店頭で買った方がいいかも知れません。
大きな楽器店だと割とギタレレを置いているところは多いので、そういう大きな楽器店まで足を運んで、実物を確かめていただくのが一番いいと思います。

ギターと違って製造数が少ないだけに、職人さん(もしくは工場)の制作スキルもまだ安定していないのかも知れません。


余談 ~写真撮影のアイテムにも最適~

楽器としては使えないような出来のギタレレだったとしても、今回の写真のように、撮影のアイテムとして使うには最適です。

もしこの写真がギターだったら、ギターが目立ちすぎたかも知れないと思います。
(それはそれでうまく撮ればいいのですが、やはりギタレレの方が、ギタレレをまだ見たことがない人に「おや、この写真は何か違うぞ」と思わせることができると思います)

というように「音楽以外」の使い道もあるので、そのようなケースでジャンク品のギタレレを探すというのもいいかも知れませんね。

スポンサーリンク

Pocket
LINEで送る

関連記事

コメントは利用できません。

知る蔵のTwitter~フォーローをお願います

知る蔵グループ関連専門サイト