世界中の変わった学校あれこれ~マジ?魔法の学校?人魚になる学校?
なりたい自分になるため、夢を実現させるためのさまざまな知識や技術を学ぶことのできる場所が学校であるのなら、人に夢の数だけ存在しているのかもしれません。
ここではちょっと変わったことを学べる学校をご紹介してみましょう。
もしかすると、あなたも人魚や魔法使いになれてしまうかも…?
誰でも入学OK、あなたもハリー・ポッターになれる?
▲あなたも魔法使いになれちゃうかも!?
原作本、映画共に世界的な大ヒットを記録した魔法使いの物語「ハリー・ポッター」シリーズ。その舞台となっているのが魔法学校です。さまざまな講義を受け、一人前の魔法使いを目指す…そんな学校あるわけない!そう思っていませんか?
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実は、本当にあるんです。場所は自由の国アメリカ。その名も「グレー魔法学校」です。ここで学ぶことができるのは、動物の言語や錬金術、魔法の杖の使い方など、魔法使いになるための必須強化の数々。
日本円にして1万円程度の入学金を支払えば、誰でも入学することができるそうです。ただし、それなりに魔法が使えるようになるには最低でも、7年間はここで学ぶ必要があるとか…。
時間に余裕があれば通ってみたい気もします。「魔法が使えたらなー」そう思っている方は海を渡ってアメリカへ行ってみましょう。
人魚になるための学校?そもそも実在していたの?
さまざまな童話や伝承で伝えられる伝説の生き物(妖精?)である人魚。女の子なら誰もが一度は人形になって、水の中を華麗に泳いでみたい!と思ったことがあるのでは?
フィリピン・マニラにはそんな人形になるための学校が存在しています。果たしてそこでは一体何を学ぶことができるのでしょう?
「マーメイド・スイミング・アカデミー」というその学校で学ぶことができるのは、「マーメイドフィン」と呼ばれる人魚のような足ひれを使ったダイビングです。
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指導してくれるのは残念ながら人魚ではなく、一流のダイバーたちです。しかし、慣れると本当に人魚のように水の中を自在に泳ぎ回ることができるようになります。その姿はまさに人魚。とても素敵な体験をすることができるでしょう。
学校と言っても長期間にわたって必要はなく、最短2時間程度からレッスンを受けることができます。
マニラはリゾート地としても人気の高いスポットですので、旅行がてら人魚気分を味わってみてはいかがでしょう?ちなみに男性でもレッスンを受けることができるそうです。
世界中を1年間かけて旅をする変わった学校がカナダにあった
船に乗って世界中を旅してみたいと思ったことはありませんか?しかし、本当にゆっくりと世界を周るとなれば、最低でも1年間はかかってしまいます。そんな時間的な余裕があるという方は残念ながらほとんどいないでしょう。
しかし、カナダには単位を取得しながら世界中を旅することのできる学校が存在しています。その名も「クラス・アフロート(浮かぶ教室)」です。
1年間をかけて4大陸、200以上の街に立ち寄りながら航海をする、というこの学校。なんとも優雅に感じられますが、豪華客船という訳ではありませんので、時には一週間以上にもわたってシャワーを浴びることができない…なんてこともあるようです。
しかし、普通の学校では絶対に体験することのできない、経験を得ることができるでしょう。国籍に関係なく参加(入学?)することができるようですので、あなたも挑戦してみてはいかがでしょう?
小説家や詩人になるための大学がある?しかも日本に
ちょっと変わった学校は海外だけにあるわけではありません。実は日本にもちょっと変わったことを学べる大学が存在しています。
小説家や詩人になりたい…そんな夢に近づくために学校という選択肢を選ぶ方はそれほど多くはないでしょう。そもそも、芸術は学ぶものではない!という考えの方もいらっしゃるかもしれません。
音楽大学や芸術大学が存在しているのに、文学系クリエイターになるために必要なことを学ぶことのできる場所はないというのもおかしな話です。昔から専門学校は存在していましたが、あまりメジャーな存在にはなることができていません。
そんな中、大学の専攻の一つとして、文芸創作を学ぶことのできるところが存在しています。それが山口県下関市にある梅光学院大学です。
よくある変わり種学部のようなものだろう…と思われがちですが、教授陣もかなり本気なんです。
芥川賞作家の村田喜代子、日本を代表する詩人の北川透、児童文学界の大ヒットメーカーひこ・田中…そして近代文学研究の重鎮、佐藤泰正まで名を連ねています。
このメンバーから講義を受ければ、本当に作家になることができるかもしれない…そう思ってしまいませんか?
しかし、誰でもなれるわけではないんです。実は私、チリペッパー眞木はここの卒業生です。残念ながら作家ではありません。一応、ライターという職業をやっていますので、まったくここで学んだことが、役立っていないわけではないかもしれませんが。まあ、筆者の文章を読んでいるあなたの判断にお任せします。
変な落ちになってしまいましたが、学校に行ったからといって誰もが望み通りの自分になれるわけではありません。結局はそこでどう学ぶか、そしてそれをどう活かすか、が重要です。
それが効率的であるか、役に立つかは別として、そこで学んだことは決して無意味ではないはずです。
Byチリペッパー眞木
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